2019/9/3
アーティチョーク

大道公民館教室の祐子さんの作品です。
アーティチョークはキク科チョウセンアザミ属の多年草です。
和名はチョウセンアザミ(朝鮮薊)。若いつぼみを食用とする花采類です。
地中海沿岸が原産です。
高さは1.5から2メートルで、葉は50〜80pに達し蕾は8〜15pに達します。
ちなみに英米ではキクイモとチョロギもアーティチョークと称します。
エルサレムアーティチョークとアーティチョークは別種類の植物です。
総体積に占める可食部の割合は少なく、食用とするには、まずつぼみをレモンなどとともに茹でるか蒸します。
そして花及び果実の花冠になる繊毛を取り除き、萼状の苞片を外から剥ぎ、苞片基部の肉質部分を歯でしごくように食べ、最後に花托部分を切り分けて食用とします。
食用部分はデンプンに富んでおり、食感はいもに似てます。
葉にはシナリンを含み、肝臓の解毒効果があります。
ヨーロッパやアメリカでは広く食用とされている他、インドでは二日酔い防止の為に飲酒の後にお茶に混ぜて飲まれてるが日本では栽培条件が合わないこともあって野菜としてはあまり普及しておらず観賞用が多いです。
祐子さんは食の勉強もされています。
