ヘッドが吸着したHDDを復旧させる方法(自己流)。
※あくまで例であって、ヘッドやディスクに損傷を与える可能性があるため、むやみに行わないこと。故障や症状が悪化しても当方は責任を取れませんのであくまで自己責任で行ってください。
通常、HDDのヘッドが吸着したらHDDを分解してヘッドを退避させるしかありませんが、下記方法により復帰できることがあります。
1) HDDをPCから取り外し、スイッチング電源などから電源を供給するようにして、さらに電源ケーブルも長めにしておく(下記方法でHDDを振るため)。
2) HDDを持ち、電源を入れたと同時にHDDヘッドのスイング方向にむかってHDDを振って振動を与える。
3) 2)でもダメな場合はHDDを水平方向に振って物に当て、2)よりも強い衝撃を与える。このときの振動は金属同士のガツンといった振動は禁物だがある程度の勢いは必要なので、ダンボールなどで緩衝させる。
4) 復帰してモーターが回りだしたら、スイッチング電源から外してPCに接続し、ディスクチェック(バッドセクター、エラーセクター、読み込みが出来るかなど)を実施する。
5) バッドセクターが増えていた場合は、バックアップを取ってそのディスクは使わない方がよい。