日立製プラズマディスプレイ W37-PDH50BLを中古で¥19000購入したが、専用チューナー(AVCステーション)が無いと使えないのと、専用ケーブルが必要なのでインターフェイスを解析してみた。
この機種、なぜか日立のサイトにはマニュアルどころか仕様すら掲載されていない…。おそらくモニター部はW37-PDH1などと同等の仕様なのだろう。
・専用ケーブルの製品名:日立シンゴウケーブル(W32-PDH2200 077)
この専用ケーブルの純正品は
ネットなどで買うと4Kくらいする。DVIケーブルは市販のパソコン用を使うとして、丸DIN8ピンの専用ケーブルは解析結果を元に自作することにする。
中古でAVCステーション AVC-H5000(ヤフオクで8〜15Kくらい)を購入して、AVCステーション側の基板も解析。
専用ケーブルは、DVIケーブルと丸DIN8ピン(シールドあり)の2本で構成されており、AVCステーションとモニター間の信号のやりとりは、映像信号をDVIケーブルで、また電源制御や解像度切り替え信号、モニター側のリモコン受光信号?、デジタル音声などを丸DIN8ピンでやりとりしている様子。
丸DINは昔のMacのシリアルケーブル(ADBじゃなくて)で使われていたのでそのコネクタ部分だけを使うことにする。
秋葉原などで丸DIN8ピンコネクタ(プラグ、オス)の新品で買ってもいいけど、ハードオフなどのジャンク屋で100円くらいで売っていたのでそれを使った。ただし、Macのはクロスケーブルになっているので配線を変える必要があるので注意。また、大抵はケーブルとコネクタが樹脂を流し込んだ一体形成されているので、コネクタを分解して配線を変えて使う。
以下、丸DIN8ピンの信号内容とピンアサインなど。
基本的に全結線のストレートケーブル。


この配線でちゃんと動作することを確認した。
さすがに2003年製のプラズマということで、今の最新の製品に比べるとドットが荒いのと、色があんまり良くない。ただし焼き付きや色あせはなかったのと、地デジ、デジタルハイビジョン放送の視聴では液晶のような早いパン時のブレ等がないのでまぁまぁ。
おそらく他のAVCステーションやモニター(下記)もおなじケーブルでつながるんじゃないかと(未確認)。
AVCステーション
・AVC-3000
・AVC-H3000
・AVC-HW3000
・AVC-HW3000
・AVC-H3100
・AVC-5000
・AVC-5500
・AVC-H5000(今回購入した機種)
・AVC-HR5000
・AVC-HR5500
・AVC-HRX5500
・AVC-HW5000
・AVC-HW5500
・AVC-7000
・AVC-H7000
・AVC-HR7000
・AVC-HRD7000
モニター
・W28-L5000
・W32-L5000
・W32-P5000
・W32-PD1
・W32-PD3000
・W32-PDH10
・W32-PDH3000
・W32-PDH2100
・W32-PDH2200
・W32-PDH3000V
・W32-PDW3000
・W32-PDW3000
・W37-P5000
・W37-PD3000
・W37-PDH1
・W37-PDH50BL(今回購入した機種)
・W37-PDH2100
・W37-PDH2200
・W37-PDH3000
・W37-PDH3000V
・W37-PDT1
・W37-PDW3000
・W37-PHT
・W42-P5000
・W42-P7000
・W42-PDH2200
・W42-PD3000
・W42-PDH3000
・W42-PDH3000V
・W42-PDW3000
・W42-PDH2100
・W42-PDW3000
・W50-M3100
・W50-PDH3000
・W55-P5500S
・日立 AVCステーションラインナップ (2014年07月以降に見たらリンク先が切れていたので修正)
5000シリーズ
http://av.hitachi.co.jp/tv/wooo5000/index.html
5500シリーズ
http://av.hitachi.co.jp/tv/wooo55v/index.html
7000シリーズ
http://av.hitachi.co.jp/tv/wooo7000/index.html
・日立 プラズマパネルとAVCステーションの対応表
http://av.hitachi.co.jp/tv/qa/general/avc.html/