ボケとツッコミでは、明らかにツッコミの方が損である。
何故だかボケは愛される。天然がつくと更に愛される。
それに比べてツッコミは悲惨ではなかろうか。
いちいち煩い。空気嫁。その他色々な苦情が飛んでくるという恐怖が襲ってくる。
今となっては有名な、あの平仮名四文字のアニメなんていい例じゃないか。かが○はいっつも○なたにイジられてしまう。(まぁ、かが○は愛されてますけど
でもツッコミを止めてしまったら、会話がカオスな事この上なくなる。
だったら、俺もボケてしまおうか?
いや待て、ボケだって簡単じゃない。羞恥心を完全に捨て切れない中途半端なボケは周りの空気をダメにするだけだ。
ならば、どうすればいいだろうか。
ふと考えてみた。ボケとツッコミの中間とはなんだろう?
ボケツッコミ・・・?いや違う。アレはツッコミだ。かなり高度な。
・・・
ダメだ。思い浮かばない。
頭のいい人なら良い落としどころを見つけられると思うけれども、このアホときたらそれすらも思い浮かばないダメ人間なのです。
仕方ないので、ボケをすべて放置すればいいんじゃないか、という無難な方向に舵を取ろうと思います。
つまり、これからは全てのボケを完全にスルー。
これならボケなくてもツッコまなくてもいいですから。
「Kの母さんってさ、実はイグアナなんだぜ?」
「スルーで」
「Zの頭にはゴキブリが住んでるんだぜ?」
「それもスルーで」
「お前の足元、10円玉が落ちてるぞ」
「s・・・え、マジで!?」

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