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2013/6/19

タイガー・ジェット・シン方式  ビジネス

私は小学生の頃からプロレスファンです。
ここ10年くらいは全然会場にも観戦に行っていませんし、テレビ中継も年に数回しか見ませんが、昔の試合のネット動画やDVDは、今でも頻繁に見ています。
猪木、馬場、鶴田、藤波、ハンセン、アンドレ、ブロディ、ホーガン、ブッチャー、タイガーマスク、マスカラス等々、彼らの戦いは今見ても興奮してしまいます。

私がプロレスファンになったきっかけは、アントニオ猪木VSタイガー・ジェット・シンの試合でした。
それまでは、毎週金曜日の夜8時は日本テレビの『太陽にほえろ』を見ていたのですが、たまたまテレビ朝日『ワールド・プロレスリング』を見て、猪木とシンが血だるまになりながら戦いを繰り広げている姿に熱狂した事を今でも覚えています。

先日、『達人に学ぶ 知的生産の技術』という本を読んだのですが、その中で脳科学者の茂木健一郎先生が、「タイガー・ジェット・シン方式」なる言葉を使用していました。
面白いなあと思ったので、ここに引用したいと思います。

僕の中で一つのモデルとしてあるのは、ケンブリッジのトリニティカレッジのハイテーブルです。
ダイニングホール奥の一段高いところに教授用のハイテーブルが置いてあって、そこに様々な分野の先生たちが集まり議論を闘わせるのですが、挨拶もなしにいきなりボティブローを打ち合う感じです。
会って一秒目から、いきなり本質に入るのです。ケンブリッジの先生を僕が久しぶりに訪ねていっても、「ケン、最近は何をやっているんだ」といきなり科学の議論を始めます。
あの感じというのは素晴らしい。要するに実質にしか興味がないのです。

僕はこれを「タイガー・ジェット・シン方式」と呼んでいます。

プロレスラーのタイガー・ジェット・シンはサーベルを持って入ってきて、花束贈呈の最中からいきなり殴りかかっていましたよね。
一秒目から無駄にしない。僕は講演会などではそれを貫いています。
「一秒目から本質的なことをいう」これが、僕のスタイルです。


プロレスに全然興味のない方は、タイガー・ジェット・シンとは誰?ということになるでしょうね。
「インドの狂虎」の異名で一世を風靡したインド人の悪役プロレスラーなんですが、言葉で説明するよりも見てもらった方が理解しやすいと思いますので、ネット動画で検索して、一度御覧になってみて下さい。

とにかくタイガー・ジェット・シンというレスラーは、入場とともにサーベルを振り回し観客にも容赦なく殴りかかり暴れるだけ暴れ、リングに登場すると花束贈呈の最中でも関係なく、対戦相手にもいきなり殴りかかりサーベル(つかの部分)でめった突き。
ゴングがなっても凶器攻撃と反則技を縦横無尽に繰り出してまともに戦わず、最終的に反則負けになるか対戦相手がボロボロになるかで試合が終了し、入場と同じスタイルで観客席に乱入しながら嵐のように退場して帰っていく。
という試合スタイルを初来日から現在まで、ずっと貫き通しているんです。

「いきなり本題に入り、やると決めた事をすべて遂行し、完了したらすぐ次に行く」というタイガー・ジェット・シンの試合スタイルは、茂木先生の推奨する「いきなり本質に入り、一秒目から無駄にしない」というものと全く一緒です。
仕事でも、勉強でも、家庭生活でも、どんな事にもこれはあてはまるスタイルですし、「なんか、うまくいかないなあ」と思っているならば、あれこれ悩まずに「タイガー・ジェット・シン方式」でいきなり一秒目から本質的なことを実行すればいいんですね。
まあ、「いきなり本質をつく」のが難しいというか、そもそも「何が本質なのか」がわかっていないからうまくいかないんでしょうけど、悩んでばかりで前に進めないよりは、とりあえず思いついた事を実行するべきではないでしょうか。
それが結果的に失敗であったとしても、「この方法では駄目なんだ」という事を学ぶ事が出来たわけですから、無駄な時間ではないと思います。

最凶悪レスラーのタイガー・ジェット・シンが、なんか凄く格好よく思えてきました。

達人に学ぶ「知的生産の技術」



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