ついに、やってしまいました!
「お茶粉末器」なるものを買ってしまいました。
てん茶(抹茶になる前の状態)を石臼で丁寧に、かつ、優雅に挽かなくてはいけないのはわかっておりますが、
どうしても、挽きたての抹茶を味わいたくて・・・・
早速・・・
粉末状はまったく問題ありません。
香りもいい香りが”フ〜〜ン”と。
すばらしい!
お味は・・・・
甘味こそありませんが、(てん茶に依存しているのかもしれません。)
その苦味たるやお見事!さわやかでストレートな苦味。
茶葉の苦味がいつまでも心地よく、口の中に残ります。
これが挽きたての美味しさでしょうか
やはり、抹茶の美味さは滋味(苦味と渋味)ですね。
本日も朝からいただきました。
家内は「何か肌がつるつるになった!ここのところ抹茶をいっぱい飲んでるからだ!」と喜んでいました。
私はひそかにおもっっています、
「この土日、よく寝たからじゃないかなぁ・・・」と。
最後に、「お茶粉末器」に置かれている茶杓は、
銘 「
無住」。 豪快で、見事な作品に仕上がりました。
禅語は「
六祖(恵能大師)壇経」から、
(六祖恵能は、人間は誰もすべて本来健康で、何一つ欠けるところがないという確信から出発しています。)
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無住とは、人間の本性のことである。
一瞬一瞬の心の流れがとまらなければ、
過去より現在将来へと、心は絶えず動いて、切れることがない。
もし、一瞬でも切れたら、法身はすぐさま肉身を離れることとなる。
一瞬一瞬の心の流れは、どんな時もどんな存在に対してもとどまらない。
一瞬でもとどまるならば、心の流れは停滞して、束縛となる。
どんな存在にも、心の流れがとどまらなければ、
それが束縛のないことであり、無住がその根本となす。
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