田んぼにはいろいろな虫たちがやってくる。
ハッピーもここにくると、楽しそうで、ひと時もじっとしていない。
水の様子を見ながら畔道を通れば、カエルが飛び出したり、バッタがとびだしたりと、次から次へと興味を引き付けられるものたちが出現する。
そのたびに、飛びついては押さえつけ、逃げられるとまた、飛びついて押さえの繰り返しであり、なかなか前に進んで行けない。
途中で、細いトンボを見つけた。全長が3cmぐらいで、まだ、露の乾かない田んぼで羽を休めている。
こちらは、カメムシのツガイ。
交尾中であり、このまま生かしておいては、さらに被害が大きくなると、
手でつぶしてやろうとすると、二匹がそろってポロリと落ちてしまった。
日に日にカメムシの姿を見ることが多くなった。米の実る前のおいしいジュースを吸い取ってしまうのだ。こうすると、実った時に、米粒に黒い斑点ができてしまい、出荷する人にとっては、コメの等級が下がってしまうということで、急いで消毒をするようだ。幸い、我が家は自家米だけであるから、少々の斑点ぐらいは気にしないが、1年間の主食ぐらいは確保したいのでそのうちに消毒をする。まだ、全部の穂が出そろっていないので待っている状態だ。

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