2011/7/31  22:13

アルトマンの群集劇  映画

何年も前にBSで放映され撮り溜めしていたロバート・アルトマンの「ザ・プレイヤー」と
「ナッシュビル」を見直してみた。しかしアルトマンのおっさんは、娯楽作には程遠い
捻り回した問題作をいつもリリースしていたもんだ。メジャーの会社もそれを許していたとは
良い時代だったですね。職人監督ってのも段々住みにくくなっているに違いない。
この人の作品は主たる出演者が多く、とかく焦点を定めにくいように思う。「群集劇」等と
言われるが、普通だったら褒め言葉とは言えまい。「ザ・プレイヤー」はティム・ロビンスが
主演だが、エキストラ的な有名俳優やウィーピー・ゴールドバーグ、ライル・ラベットなんかの
キャラが立ち過ぎている。本来はティムの気持ちのアップ・ダウンが見せ場なのだろうが。
そして「ナッシュビル」はナント今週末にリバイバル公開されるらしい。ビデオ化もされておらず
この録画をワタシも大事にしている。ナッシュビルでの大統領選のキャンペーンを核にしての
カントリー歌手とその周りの人々の人間模様。場面がコロコロ変わるので分かりにくいし、
最後は銃に撃たれてロニー・ブレークリーは死んでしまうし、ほんとトホホです。
しかしキース・キャラダインの"I'm Easy"が聴けるだけで、この映画は永遠です。
監督ってわがままじゃなければ作風って生まれやしない。その点からロバート・アルトマンて
人は名監督なんだろう。結構彼の作品を見ていることに今更ながら気付いたしだい。

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