2013/1/21  22:50

読了「ジャスト・キッズ」  

パティ・スミスの自伝「ジャスト・キッズ」を読み終えた。「何とか1/24の来日公演前に
読んでおかなければ」と週末から一気に読んだ。アーティストとしての同士ロバート・
メイプルソープとの物語。エンディングでのロバートの死を巡るくだりには、思わず目頭が
ウルウルした。彼の愛用の机の顛末がまた味わい深い。混沌とした60年代末から70年代に
かけてのチェルシー・ホテルの描写にワクワクさせられる。ドローイングから詩作、音楽へと
変貌を遂げるパティ、それにかかわる著名人が次から次へと出てくるのにビックリする。
彼のボーイ・フレンドとしても、ロバートの他にもジム・キャロル、サム・シェパード、
アラン・レイニア(ブルー・オイスター・カルト)、夫となったフレッド・フリスとクセ者ばかり。
ハリー・スミス、ウィリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグ、サルバトール・ダリ等の
チェルシー・ホテルに巣食う人々とのからみにゾクゾクする。ミュージシャンとしても生前の
ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリン、ジョニー・ウィンター、トッド・ラングレン、
トム・バーレインなどが続々出てくる。マクシズ・カンサス・シティでのベルベットの演奏や
アンディ・ウォーホールを探し求める辺りも当時のNYを切り取っている。もちろん盟友の
レニー・ケイも大事な人だ。アザー・エンドのLIVEにディランが来場してパワーをもらう
くだりも素晴らしい。一番ビックリしたのは、サム・シェパードとの出会いが、ホーリー・
モーダル・ラウンダーズのドラマーとしてとの事。劇作家のサムも色々な顔を持っていたのね。
ジャニスのLIVEを見にセントラル・パークのウォールマン・スケートリンクへ行くくだりがある。
ワタシも初めてNYへ行った1980年にあそこでUtopiaやB.B King、Dr.John等を見てますね。
パティとは齢が丁度一回り違うが、凄い時代にに彼女は奇跡的な経験を積んでいる。
自分で運命を切り開いてきたのだが凄い人生です。カバー写真のロバートとの若き日の姿が
何とも初々しい。こんなの読んじゃうとLIVEも見方が変わるかな。木曜日が益々楽しみです。

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