2008/11/23  11:01

Jacksonのスタンスは不変です  音楽

Carole KingのLIVEから一夜明けた昨晩、人見記念講堂でJackson Browneを見た。
The Whoと同じ17:00という早いスタートということもあり、早めに家を出て三軒茶屋へ向かう。
まずはFlapNotesへ立ち寄りレコハン。匂わしていた事もあり、しばらくすると酉さんが現れる。
彼氏へ12/3ジュリー@東京ドームのチケットを渡すこととしており、ミッション完了。
路上での売買ならぬ店内での授受となったが、決してノミ屋行為ではありませんので(笑)。
ここでは何と中古盤でVan Morrisonの「Live At Austin City Limits Festival」2CDを発見。
こいつはサイトで£20位で売ってるやつで、CD店では5千円以上する。それが2千円台後半の
値段が付いている。おまけに15%offのセールということで、これはGetだ!
実はこのLIVEをワタシは見ているのである。自分の嬌声も収録された思い出の品ですので。
レジに行くと2,069円の表示。なんかの間違いかもしれないが、ここは酉さんと逃げるように
足早に店を後にしたことは言うまでもない(爆)。いい店だFlapNotesは!

会場へ行けばすでに客入れは始まっている。入り口のところの「当日券販売なし」の張り紙に
微笑みながら頷く自分がいる。今回は追加公演はないが、これでまた次回も期待できるのさ。
グッズはUdoのサイトで見てTシャツ4千円ということを知っていたので見ずに、酉氏と別れ
自席へと向かう。席に近づけば同行のohana夫妻が手を振って迎えてくれた。
しばし談笑すればもう開演時間の17:00。客電が落ちるのには2〜3分しか要しなかった。

JacksonとBandメンバーが入ってくる。ここでちょっとのけぞりました。Jacksonの顔には
サングラスとジャケ程ではないものの、髭が蓄えられている。確かツアーの始まりには
きれいに剃っていたはずだったのに.....。しかし遠目に見るとそんなに悪いものではない。
カウボーイのかっこをしてキース・キャラダインやブラッド・ピットの隣にいても様になりそう。
そう彼氏もEaglesの「Desperado」でならず者の一人だったことを思い出した。先祖帰りか。
「今日は来てくれてありがとう」と軽く挨拶して、"Boulevard"から始める。バックは
お馴染みのギター、ベー、ドラ、キーに加え黒人の女性ボーカルが二人の布陣。
彼女たちはJacksonが支援している高校のOGだと読んだ記憶があるが定かではない(汗)。
1部はUSツアーと変わりはないが、所々アレンジを変えているところに興味は深まる。
常にプログレスするというのがJacksonのスタンス。たとえファンに受け入れられなくとも
それは変わることは無い。3曲目にはサングラスも外し、その真摯な瞳を皆に向けてくれた。
最近の曲では高音部を強く出したり、レンジの広いものが少なくなっている。
それは還暦を迎えた彼なりの自分のプロデュース法なのかもしれない。何せナルちゃんだから。
ということで最近の曲ではイマイチ声の調子がわからないが"Fountain Of Sorrow"で
ちゃんと声が出ているのを確認できて安心しました。新譜の曲も聴きこむうちに馴染んできており
初めて生で聴くこれらの楽曲はやはりスリルを感じて楽しいものです。保守的なファンは
昔の曲を聴きたがるし、ワタシも昔の曲に惹かれることは認めるが、やはり新しいものを
聴けるということは現役としての証明であり、喜ぶべきことなのだ。
1曲ごとにギターを替える相変わらずの完ぺき主義者。Jacksonに負けずとMark Goldenbergも
ギターを替えては違った音色で楽曲を彩る。彼氏のソロも多くフューチャーされておいしい
立場である。相変わらずのバタヤン的なハイポジションのギター位置が笑わせるのだが。
1部は"Doctor My Eyes"からメドレーで続く"About My Imagination"で幕。1時間10分。
メンバー紹介と10分の休憩を告げてJacksonは一度舞台を降りる。いい感じでしたね。

10分の休憩は短いと思ったら、案の定20分後に2部は始まった。Jacksonが一人で出てきて
"Something Fine"から始める。途中、バックコーラスが加わるが、染みますこの曲。
ついでBandが出てくるが、Markもアコギ、ドラムスのMauricio Lewakはカホーン、ベースの
Kevin McComickもエレアコのベースとアンプラグドのおももち。
日本人のギター・ビルダーに捧げるというJacksonのコメントと共に始まったのが"These Days"。
多分Jacksonの曲で一番多くカバーされたこの曲はエバー・グリーンとして気持ちよく流れた。
この曲は日本用にやってくれているようでThanksです。この後も数曲アンプラグド・スタイルで
演奏を続けたが"Lives In The Balance"での女性ボーカルの絡み方は新鮮な瞬間を感じたね。
エレクトリックに戻り新譜の曲が続いていく。このあたりからもはやJacksonはギターを
交換することはなくなっていた。その後、Jacksonがキーボードへ移ろうとすると客席から
「Rock Me On The Water」のリクエストが入る。Jacksonが合図すればMarkはギターを
ラップ・スティールへと持ち替えた。これで決まりだ。久々に聴く"Rock Me On The Water"は
アレンジはオリジナルとほぼ同じだが、ちゃんとリハもしていると見えて女性ボーカルも
ちゃんと要所要所に入ってくる。Jacksonの高音ボーカルが心地よく響いていた。
ちなみに大阪ではリクエストに答え"Late For The Sky"を演奏したらしい。
引き続きキーボードに座り、イントロが始まる。"The Pretender"だ。この曲はラストの
"Running on Empty"と連続して効果を上げるためにギターで演奏することが常だが、
この日はキーボードを弾いていた。このあたりLIVEに来て見ないと解らないことですね。
でもこの曲が出るということは終わりが近いと言うことであり、寂しくもなる。
ワタシが人生の一曲として捉えているこの曲を口ずさみながら彼らの演奏に身を委ねていく。
「who started out so young and strong only to surrender」と歌われるところでは
いつものようにこみ上げてくるものを感じずにはおれない。
そして演奏は総立ちの"Running on Empty"とはならず、ギターに持ち替えるタイミングで
ちょっとブレイクが入る。やはり以前のギター→ギターの方が繋がりはいいようだ。
しかしすぐに大爆発の波は起こり大団円。
アンコールも心配した"I Am A Patriot"だけではなく、皆大好き"Road Out〜Stay"から始まり
満足度は大でした。アメリカでは大統領選挙があり、Jacksonはその為に「愛国者」を
アンコールとしてオバマの支援にあたっていた節がうかがえる。まさに確信犯。
この日もオバマ当選の賛辞と共に"I Am A Patriot"は演奏された。Kevinのラップなどもあり
それなりに楽しめたが、大阪で演奏されたという"Take It Easy"がこの後なかったのが
ちょっと残念ではあったが。1.2部で2時間30分。口を大にして言おう「Jacksonの歌が好きだ」と。

終演後、ohana夫妻、酉さんとその後輩に白井師範も加わり、反省会と称しての宴席を持つ。
こちらも濃い内容でLIVEと同様に楽しい時間だった。良い音楽にステキな友人たち、酒も入り
至福の時はその後2時間余り続いたのでした。
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