2009/7/26  23:05

裏切らぬファンを引き連れ来年は30周年に  音楽

アルバム「Coyote」のセッション・メンをBandとしての佐野元春のLIVEツアーを
本日Zepp東京で見る。あえてHobo King Bandと分かれた意味合いを見せるためか、
本編はCoyoteからとそれに付随したEpからしかやらない潔さ。その為か分からないが、
キーボードはオルガン中心の曲が多かった。おまけに間にEpの2曲を挟むが
CD曲順どおりにやるのが佐野さんらしいこだわりか。彼のLIVEは厳選した言葉の
詩を踏まえた歌が真ん中にある。オープニングからしてギターを持たずハンドマイクでの
"星の下 路の上"だったし、ギターもアコギが断然多かった。アルバムで聴くよりも
"夜空の果てまで"はメンバーのからみが楽しい曲だったのはLIVEならではの化学反応か。
ピアノを弾いて歌った"コヨーテ、海へ"は佐野流イマジンみたいにワタシには響いた。
ワタシ的には歌詞がより伝わるフォーク・ロック的な"荒地の何処かで"や本編ラストの
"黄金色の天使"に共感する。特に後者のセンチメンタルな歌詞は、今後も歌い続ける
予感がする。こういった曲に惹かれる長年のファンは多いのではないだろうか。
アンコールは御馴染みの過去のヒット曲だったが、言葉数の多さは今とは比べ物にならない。
やはり若さは無謀だがリミッターを振り切るところに見えない世界へ到達する快感がある。
"ダウンタウンボーイ"や"アンジェリーナ"にはBruce Springsteenに近い疾走感を当時は
感じたものだ。これらの曲にはやはりオルガンではなくピアノが叩かれていた。
この日はお客のノリも良かったせいか、はたまた開始が18時という早さのせいかもう1曲
サービスしてくれた。ただしBandにストックは無く再び"星の下 路の上"だったが(笑)。
相変わらずの小粋でファン心理をくすぐるMCは冴えていた。言葉の力が彼のファンを
長年惹きつけているに違いない。客電が点き、周りを見渡せば結構年配の集団だ。
まあ人のことも言えないが。来年は30周年ということを考えれば、ファンも50前後でも
おかしくはない。律儀なファンを引き連れて、これからも歌っていくに違いない。

佐野さんというと、何故か条件反射的に女子大生DJの千倉真理のことを思い出す。
文化放送の「ミスDJリクエストパレード」で毎回のように佐野さんの曲をかけて
ブレイクの手助けをしていた。
佐野さん本人の「サウンドストリート」よりも「やるっきゃない」の真理チャンでしょ(爆)。

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2009/7/26  6:58

躍動感溢れるステージ・ワーク  音楽

昨晩は御馴染みBillboard東京でAnthony Hamiltonを聴いてきた。
R&Bというよりもオールド・スタイルのSoulを歌う彼が、どんなステージを見せるかは
興味深かったが、やっぱり60才を過ぎたオッサン達とはちょっと違っていたね。
5分押しの21:05に始まったLIVEはBAND(ギター、ベー・ドラ、キー2台、コーラス2名)が
イントロを奏でる中をAnthony登場。皆黒人で黒づくめの衣装である。
しかしリズムのある曲でもスローなバラードでも見事に彼は歌いこなしていく。
汗が噴出し、曲間にタオルで拭うに止まらず、次第にネクタイを緩め、上着を脱ぎ
シャツの袖をたくし上げる熱演である。その熱気は会場にも伝わり、ここで見たどの
アーチストより観衆もコール&レスポンスしていた。彼氏も前列の客とハンドタッチをするに
止まらず、客席に入ってスキンシップを続けた。ただしそれが2階席までに及んだのには
ビックリだった。コーラスの2人と共にステップをつけてダンスする様は、ヒップ・ホップの
アーチストのようでさえある。この辺が現代のアーチストなればこそか。
途中奥方に1曲歌わせるご愛嬌もあったが、彼女も声量が凄かった。観衆には黒人など
外人もちらほら見えるし、女性も多くてノリノリでしたね。アトランタあたりで、黒人の中で
聴いていたらもっと熱狂するんだろうなんて思って見ていた。
惜しげもなく黒汁をほとばしるAnthonyは素晴らしいミュージシャンだった。
70分だがプロの真髄が凝縮された素晴らしいステージ。アンコールがなくてちょっと残念!
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