2012/6/30  21:30

LIVEに行こうよ!  音楽

帰国して間もなく、バアさまが本日退院とせわしない日々が続いております。
気がつけば明日から7月、早いもので1年の半分が終わりました。34本と順調です(爆)。
え 7月は何と2本。まあ、6月はご多忙でしたのでボチボチ行きます。


★Candi Staton 7/1@Billboard東京 カジュアル 6,500円〜

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嗚呼、この人の生歌を聴ける日が来るとは。できうればもう少し早く来て欲しかった。
近年も新作を出しているので、現役の歌声が聴けることでしょう。


★FUN. 7/21@Duo Music Excange 4,000円

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Popな楽曲に魅かれてます。チケットもリーズナブルでとっても嬉しい。新人さんは安価な
ショーケースもありだが、レコード会社は今やそんな余裕は無しか?風穴開けて欲しいね。


やっぱり、Elvin Bishopへ行くかな......
0

2012/6/29  5:59

スペインへの挑戦権はイタリアへ  スポーツ

試合巧者だなイタリアは。1-0の伝統美を捨て、攻撃的チームに変貌しているとは言われるが
元々は堅守カテナチオの国だけに2点差はドイツと言えども厳しかったに違いない。
上手く体を寄せ、フリーにシュートを撃たせない姿勢は最後まで崩れない。そして最後尾には
守護神ブッフォンも控えている。空中戦を避け、ドイツもコーナーキックでライナー性の
ボールを多用したり、ショート・コーナーを混ぜて変化をつけるも崩し切れなかった。
ロスタイムにPKで一矢を報いるもジ・エンド。バロテッリの2ゴールが前半の早い時期に
生まれたのもイタリアには幸いした。1点目のヘッドも見事だったが、センタリングを上げた
カッサーノの切り返しが全て。本日のベスト・プレーじゃないのか。6/18のポズナンでの
アイルランド戦で、コーナーキックからのバロテッリの凄いボレーを見たが、アフリカ系らしい
身体能力の高い選手だ。若いからムラッ気な選手だが、監督も上手く使っている。
さあこれで決勝はスペインvsイタリアとなった。グループリーグ初戦1-1の再戦となるが、
前の試合もイタリアは良く試合をコントロールしていたと記憶している。但し決勝トーナメントに
入り、中3日、中2日とイタリアは厳しい日程が続く。ピルロやベテラン連中の疲労が心配です。
まあ、あと1試合だから頑張るだろうが。イタリア勝つなら1-0だろうな。それが伝統というもの。
スペイン有利とは思うが、イタリアが耐えて勝つ姿を見たいと願っている。
0

2012/6/28  21:50

C'mon Rickie!!  音楽

我が愛すべきミュージシャンの1人、Rickie Lee Jonesが再び秋にやって来る。
場所はブルーノートで9/27.28だ。楽しみです。ヤフオクでブルーノートの
プリペイドカードをまた探すとしますか(爆)。

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2012/6/28  7:42

スペイン勝ったな  スポーツ

朝3:30に目覚ましを掛けEuro2012の準決勝スペインvsポルトガルを見る。イベリア半島の隣国
ということもあり、レアルなどで活躍するポルトガルの選手も多かった。それだけになかなか
得点は生まれず、延長でも0-0となり結局はPK戦。結果4-2でスペインが妥当な決勝進出。
それでもロナウドが一発決めていればポルトガルにも勝つチャンスはあっただけに惜しかった。
スペインがあんなにバイタルエリアに入れないのも珍しかった。ショートパスはつなげるが
その先は、時間が経ちポルトガルに疲れが見え、交代で入ったフレッシュな選手が前に抜ける
ようになるまでは難しかった。セスクとペドロの交代は効いていた。この日はシャビのできが
今一で途中交代もしかたなかったか。イニエスタは徐々に存在感を増していったのは流石だ。
しかしPK戦になるとGKの顔が生きてくる。カシージャスは1本リードされても落ち着いていたな。
さあ、スペインと決勝で当たるのはドイツなのかイタリアなのか。明日も目覚まし掛けないとね。
0

2012/6/27  23:44

拓郎立つ!!  音楽

病に倒れ2009年のツアーを途中でリタイアした吉田拓郎。キヨシのこともあったので、
拓郎もこのままフェイド・アウトしてしまうのかと思っていた。しかしながらこの6/20に
新作「午後の天気」をリリースし、秋にはLIVEの場に帰ってくることが発表されている。
陰ながら喜んでおります。チケットは高いし、倍率の高い人なのでBSのどこかででも
放送されることを願っています。

0

2012/6/26  23:25

買うてきました  音楽

「そう言えば出てたはずだよな」とばかりに、帰りに秋葉原のタワーレコードへ寄ってみた。
そしたらまだ有りましたよ7/21 FUN.@duoのチケットが。あのPopさがたまらん。もちろん購入。
4,000円と外タレにしては良心的なお値段です。Elvin Bishopとかも行ってみたい気もするね。
8月にはモノノケとニカさんの再合体も決まったようで、これは必見だ。モノノケの連中に
すっかり気に入られたようですねニカさん。何でもありの東京、世界のどこの国の街にも
引けを取らないMusic Cityです。しかし普通に社会復帰して仕事している自分が不思議だ。
まあ、インターナショナルな遊び人を目指すなら、こうでなくちゃね(爆)。

0

2012/6/25  23:15

帰国しました  旅行

本日、9:30にアムステルダムより成田へランディング。出発が1時間遅れだったから、
40分遅れの到着はまずまずか。まあ、なんとか予定のサッカー3試合にLIVE5本は完走したし
観光もそれなりにしたから良しですか。しかし、後半3日程雨に結構降られたのはマイッタ。
それでもBrues SpringsteenのLIVE時には上がるなど(途中時々雨)救われたところもある。
"Who'll Stop The Rain"も聴けるかと思ったが、叶わなかったね(爆)。まあ、少し書きたいとは
思っております.....が、最近嘘つきだからね(汗)。

成田から新宿へ直行、病院でバア様の現状説明を受ける。6/30に退院するが、次は皮膚科へ
お世話になる模様。やれやれである。7/2までの地方税の支払いもしておいてあげないと。
既にもう普通の生活に戻り、その後帰宅。帰りがけにスーパーで食品を購入。家を開け放し
風を通して掃除して、やっとサッパリ。アイロンがけして、ご飯を炊いて夕食を取れば
もはやウトウト。風呂に入り洗濯して、やっとさっき落ち着いた。我が家はやはり落ち着くね。
0

2012/6/23  22:00

欧州漂流  Final  旅日記

7時にホテルのレストランへ降りるが、何人かの客が入口付近に待っている。そこへ係の者が
出て来て、7:30開始を告げる。何てこった、ホテルのインフォには7時開始と書かれているぜ。
7時なら速攻で食べて、7:45のエジンバラへの列車には間に合うかと思っていたのに。
これでは昼食付の恩恵を受ける時間はない。荷物はまとめて持参しており、そのままフロントの
チェックアウト・キーボックスに鍵を投げ込んでホテルを後にした。駅へ向かう途中に、バス
ディーポがあるのを昨日のLIVE帰りに見つけた。以前来た時に、ここからバーミンガム経由で
ロンドンの空港へ向かったのだが、今回はその道筋に気付かず昨日はまごまごしてしまった。
出口で街は表情は変えるが、自分の記憶力の衰退にもガッカリする。朝食が取れなかったので、
駅のスーパーでサブマリンサンドと牛乳を買った。自動精算機だったが、表示に従えば何とか
精算を終えられる。ピカデリー駅は大きい駅で、該当するホームは随分と離れていたが、
時間はたっぷりあり、待合場所で列車の到着を待っていた。列車は発車時刻の数分前に到着し
定刻で発車した。土曜の朝だからなのか、列車は空いていた。

席に座り、パンにかぶりつく。3時間もすればエジンバラに到着するはずだった....それが
カーライルで乗客が降りてゆく。「何事?」。やって来た車掌に聞くと、「この列車はここ迄だ
エジンバラへ行くなら、取りあえずニューキャッスル迄行って、そこから先は向こうで確認
してくれ」と答える始末。チケットはパスなので面倒はないが、乗継時間が余計にかかるし、
ニューキャッスルはもう過去の街なのよ(泣)。しかし、海外の列車はこんな事は時々あるもの。
我らがJRの正確性は世界に誇ってよいものなのです。てな訳で列車を降り、ニューキャッスル
への便をディスプレイで確認し、ホームをあわてて移動する。30分以上は待たされるようだ。
ところが少しすると背後で、「ニューキャッスルへ行く人はもういない?出発するわよ」と
女性駅員の声がする。「え〜どうなってるのよ」と思ったが、駆け寄り「ニューキャッスルへ
この列車は行くの」と聞けば、「早く乗りなさい、すぐ出るわよ」と返ってきた。慌ただしいが
嬉しい応え、すぐに乗り込むと列車は走り出した。車内は混雑し、女性グループがかしましく
その上、各駅鈍行って感じでローカルな旅に突然襲われた。1時間半位かかって懐かしい
ニューキャッスルに到着した。昨日の朝にはここにいたのよね。エジンバラ行きの列車は
暫く待たざるを得なかったが、ここからはノンストップで彼の地へは到着した。もう14時と
3時間を失ってしまった。街歩きをするには失った3時間は大きい。とりあえず地下のような
ホームから抜け出し、地上へ這い出る。外気は涼しく、さすがに北へ来たなと感じる。
スコットランドの街並みは古のものを残して幻想なたたずまいを見せる。取りあえず、線路の
向こう側に渡らないとこの日の宿には到達できない。ブリッジを渡った向こう側に空港バスの
乗り場を発見。明日はここからエジンバラの空港へ行き、オランダのアムステルダム経由で
帰国する事となる。ヨーロッパを10日位放浪しているが、それも最後かと思うと少し名残惜しい。
エジンバラはアップダウンがきつく、ホテルへ向かう道のりは登り坂。ホテルへ着くころには
「この日も来たか」と小雨が舞い始めていた。パルセロ・カールトン・ホテルは大きくて立派な
ホテルであり、小汚い日本人にはちょっと恐縮するような所だ。チェックインを済ませ、朝食の
説明を聞くが、出立の時刻を考えると明日の朝食もパスせざるを得ない。フロントの女性は
「ルームサービスもできますが、別料金になります」と親切心から言ってくれるが、このホテルで
ルームサービスを取るのは、世界を股に掛けるバジェット・トラベラーには似合わない。
丁寧にお断りした次第(笑)。結局、4回取れるはずだった朝食も1回しか取れないで旅を終える。
部屋に入り、シャワーを浴びる。本来ならば既に街の観光は一段落していたはずだが、列車の
トラブルでホテルまでの道のりでスコット記念塔等を眺めたにすぎない。天候も含め何とも
ついてない1日の始まりだ。まあ、残された時間を有意義に過ごそう。これまでの悪い時間は
シャワーで洗い流してしまえると信じたい。

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さっぱりとし、部屋を出る。先ほどよりも雨は強まっており、傘を広げる。ここ三日間は雨に
たたられウィンド・ブレイカーと傘は手放せなくっている。メインであるHigh Streetをまずは東へ
向かって歩いてみる。古い町並みに土産物屋などが立ち並び、しばらく歩いた突き当りは
ホリールード宮殿。町の名所の一つだが、拝観料も高いし、時間が無くなった今となっては、
優先順位はエジンバラ城に譲る。ここはやはり世界遺産に優先順位はあるのです。
宮殿を遠目に見ながら、俗にいうロイヤル・マイルを戻ってゆく。西へ向かうには登りとなり
雨とまともに格闘することになって、ちょっと厳しい。セントジャイルズ大聖堂を横目に見ながら
さらに進むと、お目当てのエジンバラ城だ。手持ちのポンドも少ないが、ここだけは中へ
入らないとね。入場料£16払って入る価値はあった。中は広く、高台からはエジンバラの街の
パノラマが眼下に広がる。気がつけば雨は上がり、曇り空なれど拝観のさまたげにはならない。
展示物も多く、結構な時間を要する場所だ。これからグラスゴーへショート・トリップをする手前
長い時間は取れないので、早足で一回りしてその場を後にする。16時過ぎにはエジンバラから
グラスゴーへ向けての列車に飛び乗った。この辺りがパスの小回りの利くところだ。改札は
ロンドンと同じような自動改札で、駅員にゲートを開けてもらった。50分程度の時間だが
気がつけば眠っており、人の降りる気配で目が覚めれば終点のグラスゴーに着いていた。

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エジンバラは観光地という感じだったが、グラスゴーはもっと落ち着いた感じがする。
かってセルティクのエースとして中村俊輔が愛された街グラスゴー。鈍色の空が夕闇の街を
包んでいる。博物館へ行っても閉館時間となるので、市庁舎を眺めるに留め、街を少し歩く。
大きなショッピンクセンターやコンサートホールの近辺は土曜の夕刻であり、賑わっている。
いまさらポンドをATMから引き出すのも嫌なので、最後の晩だがMacで食事を取る。周辺には
何故かチャイニーズもインド料理も目につかなかった。まあ、探せばあるのだろうが、それ程の
意欲は無かった。グラスゴーまで来たのは、カントリー・シンガーのTerri Clarkを聴くのがメイン。
駅前のブキャナン・ストリート駅から地下鉄に乗って、ヒルヘッド駅まで行けは歩いて会場である
Oran Morに行けるのは調査済み。10分程度でヒルヘッド駅に着き、そこから北上して予定の
場所へ着くが、パブはあるがここなのだろうか。イギリスではパブの地下や階上で行う事もある。
取りあえず入り口のそばに、お店の人らしい男性がいたので尋ねてみた。「今晩、Terri Clarkの
コンサートがあるはずなんだが、ここでやるのかな」。「外を回って階段を下りた所がLIVEの
会場だよ」と教えてくれた。取りあえず言われた所へ行ってみると、それらしい場所があるが、
まだだれも来ていないし開いている風でもない。19時開演となっていたが、18:00になろうと
しているが、まだ開場する気配はない。それではパブで1杯やろうと、パブでギネスを1パイント
飲んでいた。カウンター越しにウィスキーのラックを見ると、何故かサントリー山崎が陳列
されていたのに気がついた。スコッチの本場で山崎を愛飲する人ってどんな人なのでしょうね。

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1杯飲んで外へ出ると会場へ降りる階段の前に列ができている。最後尾に並び開演を待つが、
扉が開いたのは18:30を大きく回っていた。日本を発つ前にチケットは未着であり、購入先の
See TicketにBox Office渡しにしてもらうようメールを打っておいた。無事に名前があって
入場でき、まずは一安心。なければ当日券を買わなければならず、ケチケチ生活を送っていた
というのもあるのだ。立見と聞いていたが、場内には椅子が並べてある。そんなにチケットが
売れてなかったのかもしれない。但し、ブルーグラスやカントリーはトラッドとの姻戚関係もあり
結構イギリス国内では人気があるのだ。自由席のようなので5列目の真ん中通路際に席を
確保しビールを買いにバーカウンターへ向かう。チケットがあったので、ビールを数杯飲む位の
余裕は財布に生まれている。ギネスを買って戻ると、ワタシの席にデブ男が座っている。
「あれあれ、ここに本置いて席取っておいたんだけどね」と言えば、そんなの無かったとデブ男は
平然と言う。ホントかいな。椅子の前後を見ると、それらしいガイドブックはない。どこへ
行ったのかい?席はまだいくらでも空いているし、最終到達地であり、もはやガイドブックが
無くとも平気なのだが、何とも気分が悪い。アウェーで英語で争っても勝ち目はなさそうだし
現物なければ証拠もなし。負け戦をしても時間とエネルギーの無駄と別席に腰を下ろした。
暫くして客電が落ちるが、出た来たのはアコギを抱えた男。名前を言われても知らないし、
地元のフォーク・シンガーが前座を務めたようだ。1曲"Willin'"のカバーをしたが、残りは
オリジナルのようだった。30分位歌ったが、特別印象に残った所はなかったね。

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座って聴いていたが、股関節がちょっと痛くて席を立つ。そんなに大きい会場ではないし
後ろの柱にもたれて聴いていた方が楽な気がしたので移動した。もう1パイント、ギネスを買い
そこで見ることにした。20:25になるとTerriが出てくる。トレードマークのストローハットは
テーブルの上に置き、椅子に座ってアコギを弾きながら歌いだす。今回はまったく一人での
ソロのようだ。Pop Countryを生で聴くのも久しぶりだが、年配の観衆からは大きな声援が飛ぶ。
ベスト盤と最新作の「Roots And Wings」しか聴いてないので、曲名はほとんど分からない(汗)。
それでも"No Fear"とかは十分魅力的に耳を叩く。「次のアルバムはカバーアルバムよ」と
言ったと思うが、Johnny Cashの"Folsom Prison Blues"やAlbert Leeの"Country Boy"も
やったな。特に後者では素敵なギター・プレイも魅せてくれた。カバーとしては、以前から
Warren Zevonの"Poor,Poor Pitiful Me"も持ち歌としており、これが聴けたのも嬉しい瞬間
だった。途中からストローハットをかぶり、いつものいでたちとなったのはリラックスした証明か。
観衆と気さくなMCでコール&レスポンスを繰り返し、アット・ホームな感じで95分歌いきった。
まあ、一人でやるにはこれが限度だろ。ガタイも良いが、古い言い回しだがパンチあります(笑)。

来た道を引き返し、グラスゴーで列車に乗れば再びエジンバラまでは爆睡。坂を昇る目に
ヨーロッパの街並みが広がる。パブからは灯と共ににぎやかな声が響いている。ウクライナの
キエフから始まった旅も、流れ流れてエジンバラにたどり着いた。明日は帰国の途となるが、
またいつか再び欧州の知らない街を歩いている自分がいる筈だ。その日までひとまずSo Long。


おしまい
1

2012/6/22  22:00

欧州漂流  Part9  旅日記

帰りのメトロの乗車待ちに時間がかかり真夜中の帰還となったが、疲れもなく良い目覚めだ。
当初はリバプールへ行って、ビートルズ所縁の地をMagical Mystery Tourで回ることも選択肢と
していたが、この日の天気予報も雨がちなのでマンチェスターへ直行するこにした。まあその分
時間的余裕も生まれ、ホテルでの朝食もゆったりと取ることができた。それでも8時にはホテルを
チェック・アウトし、1時間程度街を歩いてみた。昨日は雨が降っており、余り歩かずに部屋へ
戻ってきてしまった。街の中心はヘイマーケットの周辺のようなのでつらつらとそちらへ向かう。
チャイナタウンを抜け、少し高台へ歩いて行くと地元のサッカーチームのニューキャッスル・
ユナイテッドの本拠地であるSt.James'Parkが見えてくる。ここでは五輪の男子日本代表も
試合をすることになっている。彼らの健闘を願いつつ歩を進める。大学まで歩きヘイマーケットを
迂回しながら周辺部を見ながら、ニューキャッスル駅まで戻ってきた。これでニューキャッスル
とはお別れと、9:15発のマンチェスターへ向けての列車に乗り込んだ。ホームではBruceの
Tシャツを着た人を数名目にしたが、彼らも又この日のShowへと向かうのだろう。

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昨日のリプレイを見るごとく、マンチェスターに近づくにつれて雨が降り始める。 列車は20分程
遅れ、12時を少し回ったあたりでピカデリー駅のホームへ滑り込んだ。駅の出口へ向かうが、
数年前に来た時と違う場所に出たようだ。これは予定外だが、手持ちの地図と街の表示を
見ながら傘を広げて歩き出す。幾つかの通りの名前を記憶し、かなり遠回りしながらも
Portland Stへ到達したときの安堵感よ。ここを進めばBritannia Hotelまではすぐのはずだ。
先が見えたので通りにあるパブに入ってランチを取ることにした。カウンターでメニューを
もらい、チキンマサラのカレーを頼んで席に着いた。ギネスが1パイント付いて£6.85とは
お値打ち価格だ。安かったんで同じスタウト系のジョン・スミス£2.7をお代わりした次第(笑)。
カレーはインド料理屋でもないので、それ程の美味とは言えない画一した味でしたね。
ちょっとほろ酔いでホテルへ向かい、この日も13:30にはアーリー・チェックイン。久しぶりに
バスタブがあるので、湯を溜めゆっくりと湯船へとつかった。たまには湯船につからないと
と思う所が日本人です。しかし相変わらず強い雨が降っているのには閉口する。

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着替えを済ませ、取りあえず近くのショッピング・センターへ行ってみる。結構大きな規模だが
相変わらず見るだけで買う気にはならない。昨日はあんなにズボンを欲しがっていたというのに。
雨が降っていてもトラムにも乗らず、つい歩いてしまうのは悪い癖。自分の足での時間を判断の
基準として旅を続けている。スタイルを変える気はないし、変えなければならない時は、旅を
終える時なのかもしれない。まだ、先の話だとは思いたいが.....。市庁舎やコンベンション・
センターを抜け、結局は科学産業博物館まで歩いてしまった。この街の名所と聞いていたが、
なんか子供だましに感じてしまった。まあタダだから良いのですが。天候のせいか、はたまた
平日だからなのか随分空いてましたね。「さあ、それじゃあLIVE会場へ向かいますか」。
雨は止むそぶりもないので、思い切ってここから雨合羽を羽織り、取りあえずピカデリー駅へ
向かう。この日の会場はマンチェスター・シティの本拠地Etihad Studiumだ。送られてきた
チケットに同封されていた会場案内によると、ピカデリー駅から徒歩20分となっている。
しかしどっちに向かえば良いのかイマイチで、駅の案内係から行き方を教わって歩き始める。
ご多分に漏れず、少し歩いていると同じような人達に遭遇するので、彼らの後について行き
会場へは無事に到達した。但し、30分以上と結構遠かったな。今日も昨日みたいに雨が
上がると良いのですが。それでなければ"Who'll Stop The Rain"やってもらわないとね(爆)。

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前日はフィールドで見ていたので、この日はスタンド1階席で座って見ようかと適当な空席に
腰を下ろす。椅子は雨で濡れているので、気持ち拭って座る。百円の雨合羽だがそれ以上の
価値はあるね。この日はビールも飲まずにいたが、考えてみると昼にカレーを食べてから
腹に詰め込んでいないが、空腹感はない。開演が近づくにつれ、不思議な事にこの日も雨は
上がった。残念ながら"Who'll Stop The Rain"は聴けないようだ。まあ、その方がベターだが。
19:20になるとメンバーが出てくる。すると、予想した事だがスタンドも総立ち。結局はこの日も
立見となるのだが、フラットなフィールドと違ってスタンドは段差があるので、昨日よりも視界は
良好。ステージ全体を見渡せるので、それもまた楽しです。スタートは昨日と同じ"Badlands"。
それでも次に前日にはやらなかった"No Surrender"を持ってくるあたりがファンを喜ばせる。
ここから前日以上に古くからのファンを泣かせる選曲が始まった。78ツアー・バージョンの
イントロを弾きまくる"Prove It All Night"には昇天した(笑)。ブートレグで聴いていたあれが
今目の前で行われていることに驚嘆する。これ聴けたので来て良かった感は早くもMAXです。
かと思うとSteveと1本のマイクでボーカルを分かち合う"Two Hearts""You Can Look"
"Darlington County"の3連発。まさかの「闇に吠える街」のOuttake"Save My Love"と
Bruceのピアノ・ソロで聴かせる"The Promise"と前日には聴けなかった素晴らしいナンバーに
何度もKOされた気がした。アンコールでも"Bobby Jean"が演奏されるなど、かっ飛んだR&R
ナンバーが多く、かってジョン・ランドーに「R&Rの未来を見た」という姿を垣間見た気もする。
今やルーツミュージックに新境地を見出し、今のサポート・メンバーもそれらを体現するため
と思われるが、この日は古くから愛されたBruceの真骨頂が爆発していたような気がする。
それだけに観衆も歓喜の声を上げ、Bruceも全身をもってそれに応える。送り手と受け手の
幸せの時はいつまでも続き、ラス曲の"Twist and Shout"は終わらないのではとさえ思えた。
怒涛の200分。前日を遥かに上回る高揚感を味あわせてくれた。心地良い疲労感が体を襲う。
ありがとうBruce、またいつかどこかで。


.....to be continued
1

2012/6/21  22:00

欧州漂流  Part8  旅日記

夜に雨が降ったと見えて路面が濡れている。取りあえず上がっているが、どんよりとした
ある種ロンドンらしい空模様だ。ホテルをチェック・アウトし、ビクトリア・ラインに乗って
キングス・クロス駅まで行く。ここへも乗り換えは無く、つくづく悪くない宿だったと思う。
9時発の列車を予定していたが8:20にはキングス・クロス駅に着く。まずはお世話になった
オイスター・カードを払い戻す。昨年の渡英がウィリアム王子のご成婚の日だったので、
カードの絵柄がロイヤル・ウェディング記念みたいになっていたが、別にコレクターでも
ないので払い戻して数ポンドを受け取った。出発表示を見ると、まだ該当する列車は出ておらず
とりあえず売店にサンドウィッチと水を買いに行く。急げば8:30の列車にも間に合ったろうが
まあ急ぐ旅でもなし。表示が出たので該当するホームに行こうとするが、ゲートが自動改札に
なっている。手持ちのブリットレイル・パスだとそのまま入れない。このまま入れるはずだが
取りあえずチケット売り場で尋ねてみる。「このパスってチケットに替えないといけないのかな」。
「大丈夫このまま乗れるよ」。てな訳でゲートに戻ると、大きな荷物がある人が係員にゲートを
開けてもらって入っている。ああ、そうするのね。「パスなんだけど入れてくれるかな」と
パスを見せると、係の女性は自分のパスをタッチしてゲートを開けてくれた。時間になると
列車がホームに入ってくる。2等だが座席に予約の紙が随分と挟まっている。予約は無いので
空いている席を探し腰を下ろす。落ち着いたのでサンドウィッチを口に運び、ガイドブックの
ニューキャッスルのページに目を落とす。地方都市であり数ページしかなく、すぐ読み終えて
しまった。ニューキャッスル迄は3時間弱の旅だ。列車が止まるごとに人が乗り込み、ほぼ
満席状態。途中、ヨークで日本人学校の小学生連中がのって来て、少しやかましくなった。
ニューキャッスルに近づくにつれ、雨が窓を叩き始める。今日明日と屋外のLIVEと言う事を
思うと辛い天候だ。ここに来るまでは、傘をさす程の雨には遭遇していなかったのだが。
列車は30分程遅れた12:20にニューキャッスル駅に到着した。相変わらず雨は降り続いている。

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この駅は電子改札もあるが、開いたままのゲートもあるのでそこを抜ける。そぼ降る雨を
にらみながら、バックから傘を取り出す。チェックインの時間には早いが、取りあえず
宿を目指そうとガイドブックの頼りない地図を見ながら歩を進める。少しずつ雨脚が強まり
それと共に尿意がもよおしてくる。しかしあるべき方向へ進むも、一向に宿は見つからない。
「これはヤバイ。どこかで飯でも食いがてらトイレを借りないと」と思い、方向転換となった。
街の表示を頼りにチャイナタウンへ向かい、カフェ風の店に飛び込む。取りあえず席に着くが
オーダーの前にトイレを借り、まずは落ち着いたのでした。チャーシューメン、クリスピー
チキン、タイガービールと食しながら、あらためて地図に目を落とす。先ほど歩いた場所は
間違ってなさそうなので、もう一度行けば宿は見つかるだろう。約£15は少し高いような
気もしたが、緊急避難だったからしょうがないですね(笑)。相変わらず雨は止む気配はないが
再度歩き始め大通りから探してみると、この日の宿ホリデイ・インは難なく見つかった。
有難い事にフロントマンは何ら気にすることなく、アーリーチェックインさせてくれたのだ。
荷をほどきシャワーを浴びてさっぱりするが、まだ14時と言うのが嬉しい。部屋は身障者対応の
ようで、広々としている。LIVEの前に旅人らしく街を散策しようと、ウインドブレイカーを羽織り
部屋を出る。イングランド北部の大都市のはずだが、そんなに見るべきところはなさそうだ。
セント・ニコラス大聖堂を眺め、タイン川まで歩くと何本かの橋が架かっている。川の向こうは
ゲイツヘッドという新興都市であり、行ってみようと橋を進むが途中で風も雨も強まり、
身の危険を少し感じてきた。遠くには五輪マークを張り付けたミレニアム・ブリッジも見えるが
ここは戻った方が無難と、残念ながらUターンするしかなかった。街の途中まで来ると、
雨の勢いはますます強くなり、しかたなく1軒のドラッグストアに避難した。せっかくだからと
水を2本買い、しばし雨宿りをさせてもらったが一向に弱まる気配はない。ここは意を決して
宿へ早足で戻る事とした。頼りない折りたたみ傘では、上半身を守るのが精一杯で、宿へ
戻るともう下半身はずぶ濡れになっていた。これは困った。こうなるとロンドンでズボンを
捨てたまま新規購入しなかったことがあだとなる。取りあえずズボンを脱ぎ、まずは水滴を
絞り出す。次に部屋のタオルでさらに拭き取る。最後はドライヤーをあてて、ハンガーに
掛けておいた。まだBruceのLIVEまで時間はあるので、それまでに少しは乾いてくれる事を
願う次第。しかし、この雨が続けば雨合羽を着たまま見るは羽目になりそうで辛い。
気持ちは少しめげていた。

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16時になったので部屋を出る。一時の勢いは無くなったが、今だ雨は降り続いている。
少しはマシになったものの、湿り気を帯びたズボンをはき、靴下を履き替えた足を、やはり
湿り気を帯びた靴に入れる。傘を広げ駅まで歩く。知った道は来た時よりも近く感じる。
国鉄駅の下にメトロのCentral Stationがあり、ここから会場のStadium of Lightまでは
30分位の筈だ。チケット販売機でルートを見ていると、「大丈夫かい」と後ろで声がする。
どうやら駅員のようだ。「Stadium of Lightまで往復で買えるのかな」と聞くと、「今夜の
コンサートへ行くのかい。それならそこのブースでday Ticketsを買った方が安いよ」と親切に
教えてくれた。紙のリストバンド式のチケットを買い、すぐには乗らずに地上に出る。
この雨の中をスタジアムで食事を取るのも厳しい、駅にバーガー・キングがあったのを思い
出したのでした。ワッパーのセットを食べてから、メトロに乗る。結構、車内は混雑している。
駅に着けば大勢の人が降り、それらしい人の後について行けば会場へは間違えることなく
到達する。但し帰りの事を考えれば、曲がり角や方向を確認しておくことは、一人旅の鉄則だ。
何せ帰りはどこから出られるかは分からないし、日が暮れれば風景は違って見えるものだ。

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Box Officeでチケットをもらい、会場へ入る。時計を見ると17:30を指している。海外のLIVEでは
よほど前で見たい人以外は客足は遅い。チケットには開場16時と書かれているが、開演時間は
書かれていない。さて何時間待たされるのやら。そんな具合で立見であるフィールド内の
ステージ前方と自由席の1階の屋根のかかる席を除いては、客はまだ少ない。こんな気候でも
お客はビールを飲み続ける。まあ、ワタシも1杯は飲んだが、トイレの事を考えるとそれ以上は
杯は進まない。この日はスタンドではなくフィールドで見ると決め、まずは100円ショップで
購入してきた雨合羽に袖を通す。傘はささないのがLIVEの礼儀だからね。雨の日スペシャルで
"Who'll Stop The Rain"が聴けるんじゃないかと思ったが、開演前に雨はほぼ上がっていた。
雲混じりの空がまだ明るい19:10にバンド・メンバーと共にブルースが出てくる。大所帯なので
少しビックリする。E Street Bandの連中と同じ位の数のホーン隊やコーラス隊がいるじゃないか。
Bruceなりのルーツ・ミュージック探訪の旅には、これらの人々が必要なのだろう。スタートは
"Badlands"。音盤では物足りなく感じた新譜の曲も、Bandと一緒に演奏すると躍動感が加わり
新たなるきらめきを感じる。LIVEは生もの、お客やBandとのコール&レスポンスによって日々
変わるものだ。Bruce Springsteenはそれがもっとも顕著なアーチストだろう。ツアーの骨子と
なる曲はあるのだろうが、それ以外は日々曲を入れ替えて演奏する。ファンにはそれが多くの
魅力であり、何度でも見たくなるのである。この日も"Does This Bus Stop at 82nd Street?"を
歌うのを聴くにつれ「えっ、こんな曲やるの」と驚かされる。長い歴史を持つ家族的なBand
なればこそか。フロントに立つSteveやNilsは、場面場面で輝く時をBruceと共有するがボトムを
支えるMaxとGarry無くしてはフリー・フォームなLIVEは継続できない筈だ。特にMaxの替えは
効かないと思っており、彼がいなくなったらLIVEの面白みは激減すると見ている。
近年、DannyやClarenceを亡くしたが、この日も変わらぬステージを見せてくれた。
それであっても「Max、長生きしてくれ」と願うワタシがいる。時折、思い出したように雨が
顔を叩いたが、温まった体には気持ち良ささえ感じた。数々のBruce Classicsを奏で最後は
"Tenth Avenue Freeze-out"でClarenceに鎮魂の意を捧げた。この185分の間だけは、ここに
いる誰もが「希望と夢の国」へと誘われていたはずだ。暗闇の中、光を求め列車は明日へと
向けて再び走り始める。


.....to be continued
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2012/6/20  22:00

欧州漂流  Part7  旅日記

久しぶりに目覚ましの音に起こされる。連泊の気楽さが、目覚めを遅らせたのかもしれない。
ウクライナ、ポーランドとそれなりに気が張っていたのだろう。それでも7時は充分早いな。
昨日買っておいたパンと牛乳を腹に詰め込み、顔を洗ってさっぱりとして部屋を出る。
この日はストーンヘンジへのツアーに参加し、午後早々にロンドンへ戻ってくる予定だ。
てな訳でチューヴに乗ってヴィクトリア駅を目指す。ここへも乗り換えなく行ける事を考えると
宿のセレクションは当たりかもしれない。JTBから頂いた案内を頼りに、ツアー開催元の
Golden Toursのオフィスを探すが、これがどうしたものか見つからない。近辺を何度となく
うろうろするが、集合時間の8:30にあと10分と迫っており、近くにいたビルのセキュリティの
女性に尋ねてみた。しかし、彼女はけげんな顔をする。「あなたが探してるのは噴水ね」。
しまった、Fountainを焦ってFoundationと言っていたみたいだ。「そこを左に曲がった所よ」。
どうやら道路に面した歩道を歩いていると、そこは曲がれなかったようだ。とりあえずThanks。
噴水の所へ行くと幾つかの立札が立っているが、自分の行くべきツアーが見つからない。
しょうがないのでツアー・オフィスへ入って女性に尋ねてストーンヘンジのツアーの列に並ぶ。
日本人の観光客も何組かいるようだ。時間を15分位過ぎると列が動き始め、バウチャーを
見せてバスの中へと導かれる。席に座り動き出すと、もはや爆睡。目が覚めるともうすぐ
ストーンヘンジだった。90分の道のりをほとんど寝ており、車窓を味わうこともなかった。

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バスを降りるとゲートを通って中へ入り、説明用のヘッドセットを借りる。歩きながら
表示された番号を押すと説明が始まるシステムだ。有り難いことに日本語の案内もあるのだ。
ストーンヘンジは不思議だ。広大な緑の中に沢山の岩がたたずんでいる。時を刻んでいるとか
諸説あるようだが、だれがどのようにしてここに岩を運び、並べたかは謎である。半端じゃない
重さの岩だけに神秘的だ。近くでレッカーでモニュメントを設置しているのを見ると、
その思いは深まるばかりだ。まあ、そうでもなければ世界遺産にはならないか。
旅らしい時を2時間程過ごし、ロンドンへ向けてバスは戻ってゆく。再現フィルムのように
再び眠りにつくワタシでありました(爆)。

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ロンドン市内には幾つかのドロップ・ポイントがあるらしく、ケンジントンの街角で降りた。
時間は13:30を回ったあたりである。ケンジントンとは言っても、自分のいる場所がすぐには
分からないもの。少し歩いた所にある周辺図と手持ちのガイドブックの地図とを照らし合わせる。
「このまま歩いて行けばハイドパークにぶち当たり、右へ行けばロイヤル・アルバート・ホール」。
この日の夜はロイヤル・アルバート・ホールでTom PettyのLIVEであり、事前に下見をして
おくのも悪くない。チケットピック・アップできればなおさらだ。左に緑を覗きながら進むと、
Vauxhallの表示のダブル・デッカーが通り過ぎた。我が家の近くと結んでいるバスもあるようだ。
ホールはお馴染みのレンガ色のラウンド形状。伝統ある会場に足を踏み入れるが、前売りは
しているものの、当日チケットの引き渡しはまだ行っていないようだ。まあ予想の範囲です。
すぐ傍に博物館が幾つか軒を並べているのはチェック済みであり、自然史博物館、ビクトリア&
アルバート博物館とハシゴする。英国では美術館や博物館は無料の所が多く、こちらもご多分に
漏れずフリー。とっても良い響きです(笑)。いずれも初めて足を運ぶが、結構モダンな感じの
作りでなかなかよかった。大英博物館が有名だが、こちらも個人的にはお奨めしておきます。

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一回りして時計を見ると16時という半端な時間。「昼も食べてないし、チャイナタウンへでも
行きますか」。サウスケンジントンでチューヴに乗ってピカデリーサーカス迄行き、チャイナ
タウンの外れの店に入る。定番の牛肉の牡蠣油炒め、ワンタン・ヌードルにタイガービールで
しめて£12.7(約1,600円)。満腹で少し残す有様。まあ、昼夜兼用ですからこれ位食べないとね。
駅前のHMVにも入ってみたが、品揃えも価格もオックスフォードの店と変わり映え無し。
まあ、店が残っているだけましなのかもしれない。ヴォウクスホール駅の側でビールを2本買い
一度部屋へ戻った。シャワーを浴びて、Tom PettyのTシャツに着替え、「さあ、行きますか」。

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Box Officeでチケットを引き換えると開演時間が19:30となっている。「18:45じゃないのか」。
時間を持て余したので、せっかくだからハイド・パークを少し散歩してみた。いや、広い公園だ。
近くの湖まで歩き、ピクニック気分のグループや犬と散歩する人を見ると何とも和みます。
ロイヤル・アルバート・ホールへ戻ると開場したようで、中へ入る。食事の時も、風呂上りにも
一杯飲んでいたが、開演までまだ時間もありビールを買う。スポンサードしているのか、アサヒ
スーパードライの生を飲んで見たが、何か日本で飲むのと味が違う様に感じるのは気のせい?
会場は伝統のある建物で、ワタシが見たメザニアンは5席のコンパートメントとなっており
鍵を係りの人が開けてくれて入るものだった。別にVIPでもないのですか(爆)。

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定時になると客電が落ち、前座のJonathan Wilsonが出て来る。「良かったBANDだぜ」。
彼のCDを聴くと繊細さが妙に鼻についた気がしており、ソロでやられると厳しいと感じていた。
始まると彼の楽曲は、フォーク・ロックとして音盤で聴くよりもずっと生き生きとしていた。
もちろん繊細さは残していたが、新ローレル・キャニオン派と呼ばれる断片を見た思いだ。
ソロで演奏もしたが、Band演奏の方がずっと良かった。ワタシの指向性もあろうが、次の
アルバムではもっとバンド・アレンジでやってくれることを期待せずにはおれなかった。
前座としてはこの50分は期待以上に楽しかった。

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休憩を挟み21時を回るとTom Petty & The Heartbreakersが出てくる。ドラマーのSteveを
除き、皆がジャケット着用というのも大人のバンドらしい。渡欧は久しぶりのようだが、
こちらは一昨年にも米国で見ているので目新しさの無いセットが少し不満だ。
"Listen to Her Heart"に始まり、"American Girl"で終わる王道のステージ。そんな中だが
「友達が来ている」と言うMCと共にSteve Winwoodが出てきたのには胸が高鳴った。
昨年末のClaptonとの来日以来、半年での再会。Tom達とは以前にツアーを一緒に回っており
久しぶりの共演となった。"Can't Find My Way Home"、そしてオルガンをブイブイと
かき鳴らした"Gimme Some Lovin'"と盛り上がりました。6/18の同所には出てないから、
お得でした(喜)。競演があったのでこの日は135分と少し長めでしたね。良い曲沢山持ってる
のだから、もっとセット代えてツアーをすれば良いのにと思ってしまう。しかも"Breakdown"は
何でやらないのよ? 長いファンだから変な所が目につく。この日では、イギリスで演奏を
することで妙にメンバー紹介や終演後にハイな、イギリス人ドラマーのSteve、そしてラス曲
演奏後に倒れたギターを蹴飛ばすMikeのキレ方にドキっとした。まあ、何よりも嬉しかったのは
ロイヤル・アルバート・ホールでLIVEを見れたということ。何だかんだ行ってもTP'Sの演奏も
歌も悪い訳がない。但し1万円位払ってるのだから欲は膨らむってもの(爆)。

ロンドンとはこの日でサヨナラ。明日は列車に乗りニューキャッスルへ向かう。
待っててくれよ!Bruce。


.....to be continued
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2012/6/19  22:00

欧州漂流  Part6  旅日記

薄暗がりの中、体に重みを感じて目が覚める。隣の男の頭がワタシの肩にもたれていた。
「俺はお前の母ちゃんじゃないぜ」とばかり、頭を向こうへと押しやった。再び目が覚めた時は
夜も明け、ベルリンへ到着したようだ。「ベルリンなの?」とドライバーに確認してバスを降りるが、
はて?ここはどこ。ガイドブックのベルリンの項を持参していたが、バスターミナルの表記が
無いので、自分が今どこにいるのかが分からない。バスは予定より30分早い6時に到着しており
慌てる事はない。まずは一度外へ出てみると、UバーンMessと言う表示が地下道の入口にある。
バスターミナルへ戻り、待合室の椅子に座り手持ちのベルリン交通路線図に目を落とす。
「あった〜」。どうやらベルリンの西に位置しており、目指すアレキサンダー広場へ乗換なしで
行けそうだ。通りを左に歩くと地下鉄の入口はすぐに見つかった。表示がU2なのが
ロック・ファンとしてはニャっとする。「ベルリンでU2ならアクトン・ベイビーだろ」。

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駅表示はMESSではなくkaiserdammだが問題はない。チケット販売機の表示を英語に替え、
手持ち€の小額紙幣でチケットを購入するが、バリデイトを忘れて地下鉄に乗り込んだのは
ご愛嬌。20分程乗ったのだろうか、アレキサンダー駅に着いたので降りる。ホーム内にパンを
売る店が開いていたので、サラミのサンドウィッチを購入して地上に出る。目の前の広場には
トラムが走り、テレビ塔がノッポな姿を見せている。2006年のW杯で訪れて以来、6年ぶりの
再訪である。ベンチに腰を下ろし、パンを頬張りながら地図を見て位置確認を行う。
以前も歩いている筈だが、とりあえずブランデンブルク門までに名所も集まっており歩き始める。
早朝の散歩は心地良いものである。テレビ塔を左に眺めながら暫く行けば、運河の向こうに
大聖堂が見えてくる。ここの右手にはギャラリーが集まっているが、まだ開場の時間でもなく
残念ながら外観を見るに留まる。中州状態になったところは、中洲産業大学ではなく、名付けて
「博物館の島」と言う。ウンター・デン・リンデン通りに戻り、さらに進むと目的地である
フランデンブルク門に到達する。東西ドイツの象徴であるこの場所は自由の象徴でもある。
ベルリンの壁が取り除かれ、ドイツが統一されてからも20年以上の時を経ているのだ。
右に回りドイツ連邦議会議事堂まで行ってみる。見学できるようだが、待ち時間を考えると
少し辛い。門の回りはユーロのファンゾーンになっているらしい。夜には賑わっているのだろう。
ふと横を見ると遠くに戦勝記念塔が見える。「ベルリン天使の詩」で天使達が羽を休めていたね。
「まだ1時間位は大丈夫だからちょっと行ってみるか」と歩き始めたが、見えるものの遠かった。
これならポツダム広場まで行った方が良かったかと、後で思った次第。足もマメが潰れたのか
少し痛い。まあ、渡欧以来歩きすぎではあるのだ。おまけに欧州の古都は石畳で足にはキツイ。
公園内の通りを走るサイクリストを羨ましがりながら、往復1時間余り歩き、TXLのバスに乗って
テーゲル空港へ向かった。ベルリン再訪の旅は、短いながらも楽しいものであった。

30分程バスに揺られテーゲル空港に着く。当初は新しいブランデンブルク空港が開港されている
予定だったが、開港が遅れたようでテーゲル空港からの出発となった。英国航空のカウンターへ
行けば、長蛇の列。最後尾に並ぶが、チェックインを終えるまでは40分以上はかかっただろうか。
落ち着いたのでトイレへ行くと、頭が真っ白になったというか、顔面蒼白。何とケツから出血して
いたらしくパンツは血まみれ、ズボンにも血のりが付いている。こんんな恰好で歩き回って
いたのかと思うと恥ずかしくなる。痔持ちでもないし、クラクフでもそんな兆しもなかった。
どうしてこんな事に?内臓弱っているのか?それともやはり痔なのか(苦笑)。まあ、こっちに
来てからハードに暮らして、スタジアムでも列車やバスでも座る機会は多かったのだが。
取りあえずトイレで急遽、パンツとズボンを履き替えた。まだ旅も折り返しであり、変な状態に
ならないことを祈る次第。不安を持ちながら機はロンドンへと飛び立った。

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ヒースローでの入国はいつも時間がかかる。世界中から飛んでくるから仕方がないが、この日も
45分かかった。キエフやワルシャワと異なり、ここでは相変わらず入国カードを必要としている。
「ロンドンからどこへ行くの」と聞かれたので「ニューキャッスル、マンチェスター、そして
最終目的地はエジンバラだ」と応えたら、「エクセレント!」と返してきた。なんか恥ずかしいな。
チューヴに乗り、グリーン・パークで乗り換え、ヴォウクスホール迄。この日はハンプトン・コートへ
行って、遅く帰ってくることになりそうなのでテムズ川の南にあるこの場所に泊まる事としていた。
地下鉄を出ると国鉄駅があり、右手へ向かって歩き出す。少し行くとスーパーがあったので
お決まりのパン、スナック、牛乳、水などを購入して宿を目指す。ビールは6本パックでしか
売ってくれないようなのであきらめた。2泊するが、6本は飲めそうにない。歩くがちょっと
道が違う様で、左に曲がると目指す通りにぶち当たった。少し歩くとこの日の宿が見えてきた。
チェックインを済ませると、まずはシャワーを浴びる。今だ少し出血しているようで、パンツには
再び血のりが付き、ズボンも目立たないがわずかに染みている。手持ちのズボンは在庫もなく
いざとなったら購入するしかないだろう。これ以後、暫くはケツにはペーパーを挟み、その上に
ハンドタオルを敷いてズボンをはいていた。悪く言えば、タンポンにオムツなのである(爆)。
テーゲル空港で着替えたパンツとズボンはここで捨ててゆくことにした。血のりは付いているが
犯罪の香りはゼロの遺留品である。Comfort Innへの到着が16時と思いの外遅くなったが、
少し休んでから街へは繰り出した。ヴォウクスホール駅まではそんなに遠くなく、チューブの
ビクトリア・ラインでまずはオックスフォード・サーカスへ。相変わらずこの辺りは店も多く
華やかである。取りあえず何店か入って、ズボンを見てみるが購入には踏み切れず。まあ、
いざとなったら買えばよいと思ったので......ただ、後の天候を思うと買っておいた方が
良かったのだが、後の祭りだ。HMVもあったので、悲しい性だが吸い込まれるように入店する。
但し、安くて良いものは見つからず。Amazon.Ukの通販の方が安ければ、買う必要もなし。
時間もそうないので、MacでBig Macを腹に詰め込む。朝、ベルリンでサンドウィッチを
食べてから久しぶりの食事だ。ヒースロー駅でオイスターカードに£20加金したので、
現金が£50と少なくなってきたので、両替所で1万円換金。ワルシャワもそうだったが、
ここもレートが悪い感じ。これならATMで現金引き出した方がよかったかも。手持ちの£は
3月にマレーシアへ行った時に残ったリンギットを、渡英に備え替えたものでした。
「それではこの辺りでハンプトン・コートへ向かうとしようか」。この日はSqueezeのLIVEを
21:00から見る事としていた。チューブでヴォウクスホールへ戻るが、宿へは戻らずそのまま
国鉄の駅へ直行。オイスターカードは割引もあり、ほんとに便利なカードだ。19時過ぎの
列車に乗り、40分程度でハンプトン・コート駅へ着く。橋を渡り少し行けばハンプトン・コートだ。
普段は名所となっており、宮殿と共に庭園も素晴らしい。庭園では多くの人が開演前の
ピクニック・ディナーを楽しんでいる。ワタシも地ビールを飲んで庭園を散歩したり、
宮殿内を見て回ったりして時を過ごした。なかなか落ち着いた場所で、LIVEのついでに見れて
得した気分になったのでした。

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21時のオンタイムになるとSqueezeの連中が出てくる。Glennのソロは日本でも何度も見ているが
Squeeze名義ではホントに久しぶり。隣のおっさんに「Squeeze好きなの?」って聞かれたので
そんな事を話していた。仙人の様にあごひげを蓄えたGlennにはビックリしたが、隣にChrisが
いることが何とも嬉しいのです。後はベース、ドラムス、キーボードとメンバーは変われども
完璧な編成。ポップなロックを次々と披露する。"Take Me I'm Yours"に始まり、"Hourglass"
"Pulling Mussels From A Shell""Tempted"などのお馴染みの曲に混じり、Chrisの歌う
"Cool For Cats"とかを聴くとSqueezeだとあらためて感じる。同じ曲でもGlennのソロとは
一味違ったバンドサウンドを前から2列目真ん中の好位置で堪能しました。最初は静かに
座って聴いていたかっての少女達も、中盤からは総立ちで踊りまくっていた。アンコールラストは
"Black Coffee In Bed"で90分のLIVEを終えた。この組み合わせで日本に来ることは難しい
だろうから、見れてよかったね。帰りがけに見た、暗闇に浮かぶハンプトン・コートも美しかった。
ロンドンへの終電は23:24発と1時間近く待たなければならないが、いいさ、ヴォウクスホールへ
宿を取ったのはこの為なのだから。夜風が心地良く火照った体をクール・ダウンしてゆく。

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