2018/7/23  20:17

「ボーン・トゥ・ラン/ブルース・スプリングスティーン自伝」上下巻読了  

図書館で借りていた「ボーン・トゥ・ラン/ブルース・スプリングスティーン自伝」を読了。
親兄弟、妻と子供、魂の兄弟Eストリートバンドとの関係に重きを置いた著述。
前半の少年期は饒舌過ぎる語らいに翻訳が追いついていない感じもあるが、
アマチュア・プレイヤーからプロへとのし上がっていく辺りからギアも上がる感じ。
それでも曲や演奏以上に近親者との関りと心の葛藤に思い入れが強い。鬱に悩まされる日々の
吐露がやけに生々しい。バンドのダニー・フェデリッチとクラレンス・クレモンスの死での
心の動きに目頭が熱くなる。個人的にもダニーの死後再開したツアー(マジック・ツアー?)を
観た時のオープニングが"Blood Brothers"だったり、クラレンス死後のツアーのアンコールの
"Tenth Avenue Freeze Out"での背後に流される在りし日の映像は忘れられない。
魂の兄弟を二人亡くし、ブロードウェイでのソロを長く行っているブルースが
再びEストリートバンドとしてツアーをする事は疑問である。
ゲーリーとマックスのリズム隊が健在なのでゼロとは言えないが意味を見出すのは難しい。
思えば1999年に再編した時もフィラデルフィアでダフ屋からチケット買って観たな。
3度の来日も1度ずつ観ているし、ジャイアンツスタジアムでの連続コンサートや
トレントンでのソロコンサート、イングランドでも2度程観ている。
最後に観たのは一昨年6月のオランダのハーグだったか。そこそこファンと言えますね。
自伝の中で"The River"を初めて聴いた妹さんが「あれはあたしの人生だわ」と
話すシーンがある。
1980年8月にニューヨークの映画館で観た「No Nukes」で初めて"The River"を聴いた。
その1週間程した8月半ばのロサンゼルスのジャクソン・ブラウン@The Forumの
アンコール曲"Stay"でブルースが現れたのにはビックリした。これワタシの自慢ネタね(笑)。
ジャクソンはデビュー前のブルースと知り合い、クラレンスの葬儀にも来ている。
クラレンスのソロでデュエットしていたのも懐かしい。知らないネタ満載の本でした。

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