2019/12/26  21:00

2019年ベスト5 −再発・発掘編−  ベスト10

昨年のコメントと同じになってしまうので書き難いが、こう音盤が売れない時代では
安価で新味のある再発・発掘CDをリリースする事をレコード会社は控えるようだ。
市場のある所へ高価なセット物やアナログ盤を投下して利益を上げるのが精一杯なのでは。
海外市場からも目ぼしいものがあまり出てこないのが寂しい。
メジャー以外のライノやサンデイズド、ケント等からも沢山リリースされた時代が懐かしい。
レココレに掲載されるものもワタシ好みは少ない。残念ながら今年もベスト5に縮小です。
そんな具合で中古市場の3桁アナログ盤の方がより多く購入した2019年でありました。


1.The Healing Game(Deluxe Edition) / Van Morrison
クリックすると元のサイズで表示します
新譜2位のVanがこちらでは1位。息長く活躍している事をあらためて感じる。
通常音源に未発表テイクとLIVE音源を加えた3枚組。デラックス盤の基本だが素晴らしい。
この形で他のアルバムも出されたら癖になりそうです(笑)。


2.ST(Deluxe Edition) / The Band
クリックすると元のサイズで表示します
The Bandの2ndに未発表テイクとウッドストック・フェスのLIVE音源を加えた2枚組。
以前のリイシュー時の音源も入ってるので、これがあれば以前のはいらないか。
何よりウッドストックの音源が聴けるのが嬉しい。
ウッドストックとブラウン・アルバムの50周年連動企画ってとこですか。


3.ST/Have You Heard The One About The Gas Station Attendant? / Pamela Polland
クリックすると元のサイズで表示します
BGOがやってくれた(喜)。Jackson Browneの姉貴分、Orang County Sisterパメラの
幻の2ndをリリース。こんなのあったんですね。英国録音ですがなかなか素敵です。
1stとそれぞれ1枚ずつの2枚組。初出なのに2ndには2曲のボートラまで付いている。


4.Western Soul / Hacienda Brothers
クリックすると元のサイズで表示します
Chris Gaffneyの死と共に消滅したHacienda Brothersだが、
唐突にデモや未発表音源満載のコンピが出た。Dan Pennに可愛がられたTex-Mexや
ソウル風味の南部サウンドにあらためて聴き惚れる。とってもイイ。


5.Tuscaloosa / Netl Young & Stray Gators
クリックすると元のサイズで表示します
Crazy Horseを登用しながら新譜を次点に留めたNeilだが、再発・発掘市場では常連。
だって70年代の彼は曲も演奏も最高の時ですから。Stray Gatorsをバックにして
「Harvest」の時代の曲を演れば、ただ黙って聴くだけ。
それでもDylanとNeilの過去音源の売り方にあざとさを覚えてしまうワタシです。


来年はもっと再発・発掘市場が活発になってベスト10が選出できると嬉しいですね。
但し配信市場にその手も移行していくなら、フィジカルの魅力が減退する事は否めない。
取り敢えず来年2月に発売予定のValerie Carterの東京LIVE盤を楽しみにしてます。
0

2019/12/26  6:39

2019年ベスト10 −新譜編−  ベスト10

昨年転居の際に音盤は大幅に整理したが、アメリカーナを中心に相変わらず
気になった新譜はフィジカル・リリースで購入している。
リバウンドではないが、終活も思い通りには進まない2019年でありました。
お馴染みの顔ぶれが並び新味は薄いが、新しい顔もチラホラとそれなりに収穫あり。


1.The Hurting Kind / John Paul White
クリックすると元のサイズで表示します
元The Civil Warsの片割れのソロ。フォーク・ロックやカントリーに留まらず、
Roy Orbison的なゆったりとした音世界とそのバラエティな楽曲に惹かれる。
幽玄な歌い口と生楽器を中心としたバックの組み合わせも良し。今の気分に合った一枚。


2.Three Chords & The Truth / Van Morrison
クリックすると元のサイズで表示します
創作意欲に溢れ近年も多作のVanだが、カバーも多く枯れたかと思われたが
この新作は1曲のトラッドを除いて粒ぞろいのオリジナルで驚かされた。
まだまだ歌える事に喜び!終曲がトラッドだが新たに詩を付け極上のVan節になっている。


3.American Love Call / Durand Jones & The Indications
クリックすると元のサイズで表示します
ボーカルが黒人、バックが白人の組み合わせも最近では日常化している。
ロンドンで観た彼らはソウル愛に溢れ、レトロなソウルを奏でていて衝撃だった。
帰国して音盤買って楽しんでいる。今年の黒モノではピカ一。"Long Way Home"最高!


4.June Is Short July Is Long / Jeb Loy Nichols And The Westwood All-Stars
クリックすると元のサイズで表示します
変わらぬ飄々とした歌い口と軽いバックに体も揺れる。出せば買う、ベスト10常連。
多分に金太郎飴的な楽曲だが、その心地よさにワタシとしては外せない人です。


5.Tides Of A Teardrops / Mandolin Orange
クリックすると元のサイズで表示します
旧譜を買っていて、やっと同期できたフォーク・デュオの新譜。
グループ名の通りマンドリンとアコギを使い、滋味帯びたAndrew Marlinの歌声が素晴らしい。
全米でもその筋のファンの支持は大きい。今最も観てみたい最高の二人組。
デラックス盤2枚目のトラッド集が本編に負けじと素晴らしいのも嬉しい!


6.Closer Than Together / The Avett Brothers
クリックすると元のサイズで表示します
1曲目が縦ノリ・ブルーグラスと言うよりも直線的なロックで思わず引くが、
次曲からは牧歌的な作風となり一安心。と言うかいつも以上にゆったりした曲多し。
"Locked Up"の様な適度に尖がった所があるのが彼らの良さでは。LIVEがまた観たい。


7.Work To Do / Marc Cohn And Blind Boys Of Alabama
クリックすると元のサイズで表示します
SSWのMarcと名門ゴスペル・グルーブの共演。意外にMarcの声も黒っぽい事に気付く。
Marcのオリジナル曲もBlind Boys Of Alabamaが加わ事により新たなる輝きを見せる。
素晴らしい声の重なり具合に感動すら覚える。


8.ST / The Highwomen
クリックすると元のサイズで表示します
The Highwaymenへのオマージュ的に結成された女性カントリー・グループ。
愛すべきBrandi Carlileを始めとした実績ある四人組はある種スーパー・グループだが
当然日本では話題にもならない。1曲目が"The Highwaymen"(Jimmy Webb作)に
新たなる詩を付けた"Highwomen"ってのもいかしてる。Jimmyの懐もさぞ暖かろう(笑)。
4人の楽曲や歌の持ち味が異なるのも面白い。Amanda Shiresは2020年1月に
彼の旦那Jason Isbellの来日公演への同行が決まったので非常に楽しみです。


9.Wasteland,Baby! / Hozier
クリックすると元のサイズで表示します
現代アイルランドのロック系SSWの2枚目。歌いっぷりが良いのにボーカル・ミックスが
エコーがかった感じに成り過ぎなのが気になる。もっとクリアな方が良いのに。
アイリッシュらしい大きな歌が歌える人だ。何よりも彼の書く曲が好き。


10.Voices / Jeffrey Foskett
クリックすると元のサイズで表示します
Beach Boys界隈で長く活動を続けるJeffrey。ほぼカバーの楽曲はタイトルが示す通り
彼の声(ボーカル)に重きを置いたもの。ポップス満載でド壺のストライク。
"Laughter In The Rain"のボーカル・クレジットにValerie Carterの名前がある事に
胸が熱くなる。


次点にMiranda Lambert、Allison Moorer、Grace Potter、Mavis Staples、
Buddy & Julie Miller、Bruce Robison & Kelly Willis、Neil Young With Crazy Horse等
紅組優勢で多数。まだまだ新譜リリースされるものに耳を傾けるべきものがある事に感謝!
2



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ