2008/9/29  22:22

Bandは生きもの  音楽

「今月ももう終わりやね」と思いつつ、昨日は今月最後のLIVEに渋谷AXへ。
久しぶりのソウル・フラワー・ユニオンである。年に一度は見ておかないと。
前座は何と渋さ知らずオーケストラ。生は初めてだが、東京JAZZのTV放送などで見てはいる。
しかし大所帯だホーンは9管あるし、トリプル・ドラム、ギター2本にベースとフィドル、
ボーカルと山海塾を思わせる奴らを含めたダンサーも7人程と総勢20数人。
音はフリー・ジャズっぽいが、人数の多さもあってか音圧が凄かった。個性派Bandです。
55分は前座としてはホンマお腹一杯です。

20分の転換の後、SFU登場。まずは"神頼みより安上がり"でスタート。
以降、最近の傾向であるRock色の強い曲が続く。うつみようこ、伊丹英子と
旧メスカリン・ドライヴ勢がいなくなった今となっては、チンドンなどの和モノの色合いは
希薄となっている。日本のロック・バンドの色合いは、中川の書くこだわりの歌詞に
その痕跡を留めている。しかしBandは熟成し、コーラスのミホちゃんも自分のポジションを
しっかりと固めていた。アイリッシュぽさは、河村が随所にブズーキを弾いたり、
奥野の弾くシンセからイーリアン・パイプっぽい音が鳴らされることで生き続けている。
新譜の「カンテ・ディアスポラ」は未聴だが、最近のミニ・アルバムは結構聴いていたので
馴染みの曲も結構あった。"ラヴィエベル""極東戦線異状なし!?"はこれらの曲だ。
はまっていた"海へゆく"はホントに良い曲だ。新譜からの新曲も"月光ファンファーレ"
"閃光花火""愛の総動員""もっとおっぱい"なんてのが聴けた。曲名分からないのも多し。
あとは"うたは自由をめざす!""リキサからの贈り物""松葉杖の男"なんかが聴けた。
お馴染みJIGENの"秋田音頭"やミホちゃんの民謡なんかもアクセントとして入れていた。
2階でのんびり見ていたが、フロアーわ相変わらずもみくちゃでしたね。
あそこに居ると自分も体を動かしてないと怖いのです。オヤヂはのんびり見たいのよ。
しかし"エエジャナイカ"とか聴けなくなったのは少し寂しい。
アンコールは渋さの連中も総動員しての"満月の夕"と"インターナショナル"とモノノケの趣。
再度の彼らのアンコールでは"荒地にて"が聴けた。マーチのようなこの曲が好きです。
最後に聴けてよかった。再び"うたは自由をめざす!"を観客と共に歌い観客の歌声をバックに
宴の幕は閉じたのでした。まだまだ聴きたい曲はあったのだが、2時間20分で終演でした。
本音を言えばアイリッシュに接近していた時代の音を愛しているが、Bandは生きものだから
彼らの変化を見守るしかできない。社会派となりボーダレスの立場を取る彼らの明日は
どこへ行くのだろうか。
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