2021/1/13  15:58

これで暫くは楽しめるか  

積んどく本も残り1冊となったので、日差しも暖かなので午後に図書館へ向かう。
新聞や雑誌の閲覧も中止となっており、早々に書棚を見てミュージック・マガジンの
バック・ナンバー3冊、旅行本2冊、サラ・バレツキーの探偵小説1冊と計6冊借りて帰宅。
貸出期間は1/27迄の2週間なのでサクサク読まないと読み切れないかもしれない。
手持ちは後回しで借りて来たものを先に読もう。Stay Homeなので本でも読まんとな〜!
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2021/1/12  10:15

「音楽が聴けなくなる日」を読了  

「音楽が聴けなくなる日/宮台真司 永田夏来 かがりはるき」を読了
ピエール瀧の麻薬取締法違反の事件に発し、過去の事例などを紐解きながら
出荷停止や回収等それぞれの作品に対する対応から権利はどこに(誰に)あるかを探っていく。
昨年5月にリリースされたもので、ネタも新しくタイムラグは少ない。
業界人へのインタビューや過去事例を織り交ぜて分かりやすく解析していくが、
まとめ的な宮台氏の文章は学術的で決して平坦ではなく理解に苦しむ点もある。
同年代ながら大学教授の書く文章は大学の講義的で世捨て人には少し難解だ。
その反面クズとかクソとかの言葉は刺激的だが、「好きなものを好きだと言えるようになろう」
との意見には共感できる。少しおいてもう一度読み直しますか。まあ、興味ある一冊ではある。

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2021/1/10  10:44

「レンブラントをとり返せ/ジェフリー・アーチャー」を読了  

年末に買っておいた「レンブラントをとり返せ/ジェフリー・アーチャー」を
今年に入って読み始めて読了。80歳にしてまだまだ健筆な著者をお慶び申し上げます。
何と大作「クリフトン年代記」で主人公のハリー・クリフトンが書いていた
架空のウィリアム・ウォーウィックのシリーズを書き始めるとは驚きでした。
アイデアとしては安易かもしれないが、警察官意外に内容には触れていなかったので
悪くはない思い付きだ。そしてやはりアーチャーのストリート・ワークには引き込まれる。
前書きに書いているように年齢を考えればこのシリーズが彼の最後になるかもしれない。
ずっと読んできた人の最後の一人になってしまったが、長生きして欲しいですね。
本国英国では昨年に二作目が出版された様であり、今年には新作が読めるのだろう。楽しみだ。

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2021/1/5  13:45

二年越しで「キャパへの追走/沢木耕太郎」を読了  

年末から読み始めていた「キャパへの追走/沢木耕太郎」をやっと読了。
写真家故ロバート・キャパの撮った写真の場所を探し、その構図で著者が写真を撮り直す
という企画もの。沢木氏自身が企画したものであり、さぞや捜索の旅も楽しんだ事だろう。
旅人のバイブル「深夜特急」を記した氏は、旅先の情景に自身の気持ちを投影してルポする。
いつもながらと言ってはなんですが、書きっぷりがカッコ良すぎる(笑)。
旅人の端くれとしては、彼氏の本を読むと後を追いたくなり尻がムズムズする。
後書きと解説まで通してクールな響きが感ぜられるのがまた素敵です。
300円の中古本だったが読後感は何倍増しで心地良い。また旅に出られるのは何時になるやら。
さあ、次の本にかかるとしますか、それとも開いている内に図書館へ行くとしますか。

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2020/12/29  11:21

「音楽と契約した男/瀬尾一三」を読了  

図書館で借りていた「音楽と契約した男/瀬尾一三」をやっと読了。
古くは吉田拓郎、今や中島みゆきを手掛ける名うてのアレンジャー瀬尾一三の仕事を
彼の流儀と共に綴っていて、とても興味深く読み終えた。
中島みゆきにおいては、アレンジャーを超え、プロデューサーや舞台監督としても関わっている。
今年刊行された本であり、時代のずれが無いのも良い。
お終いに同業的な松任谷正隆、山下達郎、亀田誠治、荻田光雄四氏との対談か掲載されており、
それぞれのやり方と比較し瀬尾氏のアレンジの本質を浮き彫りにしている。これは良しだ。
そして現代のメーカー担当者との温度差が感じられるのが不気味だ。
まさにアナログからデジタルに変貌しつつある業界体質を感じざるを得ない。
まあ、時の流れには逆らえないが、こちらも古い体質であり筆者に寄り添いたい気持ちが強い。

本の貸出期間が今日までなので、昼飯食べたらとっとと返しに行ってきます。
また何冊か借りてきてお正月に横になりながら頁を捲るとします。

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※図書館行ったら何と今日から臨時休館.......ガチョーン!ポスト返却にて帰宅(涙)。
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2020/12/17  14:40

リリーとナンシー  

中古で買っていた「リリー&ナンシーの小さなスナック/ナンシー関 リリー・フランキー」を読了。
片や消しゴム版画家、片やイラストレーターの二人での月刊誌に連載された対談集。
連載中の2002年にナンシー関が急逝した事もあり、未完での彼女の最後の一冊になった。
今やリリー・フランキーは俳優が主であり、イラストレーターとしては忘れ去られつつある。
共に毒舌家としても名を馳せているが、雑学豊富な本音を語る人たちと思っている。
こんなワタシでもお茶の水のロックバーの店主ABさんから「この人毒舌。悪い人じゃないけど」
何て言われてしまう今の日本である。語り部が少ない世の中、18年前の本だがスカッとする。
惜しい人を亡くしたと思います。最初に彼女の消しゴム版画を見たのは、ミュージックマガジンの
えのきどいちろうの連載の挿絵だったかも。絵と共に載せる一文がいかしてた。
この本では対談以外にもリリーとナンシーが載せている挿絵もまた楽しい。
思えば渋谷パルコで開かれたナンシー関の回顧展にも足を運んだ。確か2014年だったはず。
嗚呼 ワタシって彼女のファンだったのです。出版当時見逃していた本を読めてヨカッタ。

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2020/11/18  10:58

「ああ詞心、その綴り方」を読了、そしてLIVEへ  

moonridersのベーシスト鈴木博文の著作「ああ詞心、その綴り方」を読了。
もう22年前(20世紀だ!)に出された本だが、中古で半額の900円。高いのやら安いのやら?
博文氏が他人の楽曲の詞について、思うままにエッセイ的に書き連ねていく。
彼自身もバンドやソロで作詞を行っており、一時期はアイドル等にも提供していた。
そういった意味では本職なのだが、流石に鈴木兄弟の視点は歪んでいる(笑)。
彼とは一見接点がなさそうな人の歌詞の方が興味深く読めた。
最後には彼が初めてあがた森魚に提供した"大寒町"が挙げられているが、
彼はこの詞をザ・バンドの"Lonesome Suzie"にインスパイアーされて作ったと語っている。
確かに彼が言うように歌いだしは似ている(笑)。この曲はワタシも大好きなのです。
札幌に出向して間もない秋の日、彼はカーネーションを伴い来道した。
ベッシー・ホールで彼はカーネーションをバックに「Dylan & The Bandみたいに演ります」
と言ってこの曲を演奏したのだった。その歌詞が染みた。
作詞家の大先輩でオリジナル・ムーンライダーズのバンド・メイトでもあった松本隆との対談、
兄貴慶一の一文が巻末を飾ってくれている。鈴木兄弟は文章もなかなか上手なのです。

本を読み終え、メトロトロンレコードのHPへ行ってみると11/29に中目黒FJ'sで
博文氏のライブがあるという。先月はmoonridersを観に行ったが、今月は彼のソロへ。

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2020/11/8  11:09

「カウボーイ・サマー」を読了  

少し時間がかかってしまったが「カウボーイ・サマー/前田将多」を読了。
40歳で電通のコピーライターを退職した著者が、ひと夏をカナダの牧場でカウボーイとして
働いた80日余りを日記風に綴っている。
ガキの頃から西部劇映画に親しみカウボーイに憧れたワタシにピッタリの本である。
但し文中にもあるように、現代にイメージ上のカウボーイは存在しない。
荒くれ男たちが牧場から牛追いするような姿はなく、ファミリーの少ない人手で
機械を駆使して畜産と農業を行う姿がある。必然的に馬に乗る機会も少ない。
育てた牛もネット・オークション的に販売し、購入者が大型トレーラーで引き取りに来る。
それが現実だが、脈々と受け継がれたスピリットはその中にも感じることはできる。
ワタシが初めて渡米した1978年にコロラドで見たものは観光牧場となっていたものだった。
機械化は今程ではないかもしれないが、実際の畜産牧場もこの本の中と大差はなかったのでは。
文中のカウボーイ生活は現実生活を教えてくれる。それは地味で娯楽性とは程遠い世界。
誘惑に満ち溢れた大都会東京に住む小僧が、おいそれと入り込めるものではないはずだ。
老い先短い人生、生活の場としてのカウボーイは無理でも、ゲストランチ(観光牧場)へ
滞在してみるのは悪くないかもしれない。そんな事を読み終えて思っている。

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2020/10/15  9:27

「少年マッキー」読了  

イラストレーターで文筆家の牧野良幸の新刊「少年マッキー」を読了。
彼の「音盤青春記」(ビートルズものは除く)やオーディオ関連書籍を楽しく拝読していたが、
これは幼少期の話なのでチョット外したか?それでも彼とは同年齢(学年は向こうが一つ上)なので
同じ時代背景を共有できるので頷きながら読んでいた。関東と関西(彼は愛知の岡崎)の違いや
高度成長期の貧富の差(我が家は貧乏でしたから)はあるものの、大衆は多くを共有していた。
歳を重ねるに従い文化の中心も下の年代へ移り、今や日本語とは思えない言葉が横行する国は
外国かと思うぐらいに細分化している。居間で1台のテレビで情報共有していた時代が懐かしい。
そんな郷愁を誘う1冊として何だかんだと突込み入れながら読み通した。昭和はこんなだった。

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2020/10/9  19:07

やっと読了  

再読していたジェフリー・アーチャーの「クリフトン年代記」七部14冊をやっと読了。
一気読みとはいかなかったので、月またぎで読み終えたが凄い小説よこれは。
ラストの方は泣きながら読んでましたよ。登場人物のキャラ立てがホント上手い。
そしてハリー・クリフトンの最終小説として登場する「表が出れば・・・・」が、
現在のアーチャーの最新刊「運命のコイン」として出ているのに驚かされる。
当時は当然そんな事は知る由もなかったが、再読してみると書かれている要旨は同じ。
「アーチャーって洒落てる」とあらためて感心することしきりだ。
齢80歳だが次作に期待せずにおれない。これにて手持ちのアーチャー再読の旅も終了!
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2020/8/30  10:19

本棚の隅から「望郷の道/北方謙三」を読了  

「望郷の道/北方謙三」上下巻を再読、昨日読み終えた。
今や歴史小説しか書かなくなってしまった北方氏。ハードボイルド時代の愛好家は寂しい。
そんな氏が日経新聞に連載していた新聞小説をまとめたもの。
曾祖父をモデルとしており、時代は明治時代の九州と台湾を舞台にしている。
侠客っぽい賭場の夫婦が九州をお人払いになり、台湾で菓子屋として身を立て凱旋するという
ある種立身出世伝。ヒリヒリする場面も多く、別な形でのハードボイルドとも捉えられる。
夫婦愛や家族愛を打ち出している辺りはちょっと北方ワールドのテイストとは外れるか。
2009年単行本で刊行されたものを2013年の文庫版刊行の際に読んだものだが忘却の彼方。
まあ、それだからこそ再読の価値もあるというもの(笑)。
これ以降は氏は歴史小説しか書いていないはずだが、また氏の現代劇を読みたいと強く感じる。
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2020/8/25  9:16

カナダの男のくせ者人生  

ディスク・ユニオンで買った中古本でダニエル・ラノアの「ソウル・マイニング」を読了。
2013年にみすず書房から出された本だが、新刊四千円超では手が届かなかった。
ずっと中古市場をチェックして、やっと1,846円で手に入れる事ができた。
同時に筒美京平の「HISTORY Vol.2」CD4枚組も1,936円で手に入れられて美味しさ倍増(喜)。
到着すると中古とは思えない位に綺麗な状態でまた嬉しくなった。
内容は文句なし。少年時代から兄貴とスタジオを構えて若くしてのし上がっていく様が凛々しい。
この人、ギタリストでもあるが、かなりエンジニア的な色合いの強いプロデューサー。
その秘密が頁を捲るたびに明らかになってくる。
名前を見るようになってから続々と大物ミュージシャンのアルバムを手掛けているが、
相手を見ながらやり方を変えていくのも気に入られている秘訣なのか。
完成はともかく途中の工程は様々な形を取っている。まあ、カナダ人らしい陰りも持ち味か。
彼の作品はかなり聴いて来ている。そしてバンドを引き連れて、ビルボード東京へも
2度来ていると思う。名ドラマーのブライアン・ブレイド等をバックにペダル・スティールを
弾いて独特の音空間を作っていた。ミュージシャンとしても面白い奴だった。
やっと読めたこの本だが、なかなか素晴らしかった。満足度高し!

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