「ティモシー」 ザ・ボーイズ
陥没した鉱坑から出られずに
中に取り残されているとみんな思っていたのは
ジョーとオレとティム。
救助隊が掘り進んでオレたちを引っ張り出してくれたとき
事の一部始終を話せたのはただ
ジョーとオレだけ。
ティモシー ティモシー 一体どこへ行っちゃたんだ。
ティモシー ティモシー なぜオレはわからないんだ。
食うものがなくてたまらなく腹が減って
ジョーはどんなひどいことでもやりかねないと言った。
ただひとかけの肉のために。
水は二人が飲む分だけしかない。
ジョーは俺に言った。「一口もらうぜ。
お前の分はあるだろうよ。」
ティモシー ティモシー ジョーが君を見ていた。
ティモシー ティモシー オレたち何をしたんだろう。
きっとそのとき気を失っていたんだろう。
目に入ってきたのはまさに
また日の光だったから。
オレの腹はこれ以上入らないといくらい一杯だった。
そして誰もできなかったのは
ティモシーを見つけることだった。
ティモシー ティモシー 一体どこへ行っちゃたんだ。
ティモシー ティモシー なぜオレはわからないんだ。
ティモシー ティモシー
http://www.eigo21.com/03/pops/z06.htm

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