D300の機能の一つにGPSによる位置の記録というのがあるのは購入段階のチェックでは見ていました。
GPSは純正品を使用するのだと思っていたので、わざわざ買ってまでやらなくてよいかと思っていました。
しかし、購入後取説を読んでいて、純正で無くても良い事が分かりました。
しかも、そこにガーミン社と書いてあるのです。そして見るからにeTREX VISTAのような絵が接続の例の図に書いてありました。
ほほう、なるほど。そうですかと言った感じです。
なぜなら、山歩き用に以前からGPSを使っていたからです。
使っているというか、持っている機種はまさにガーミン社のeTREX VISTAです。
これならバッチリとD300に接続してみることにしました。
接続には純正の接続ケーブルMC−35が必要とのこと。このケーブルが結構高いのでもうちょっと出せば純正のGPSユニットが買えるんじゃないか?くらいのものですが、まあそれはそれとして、ケーブルを購入。
で早速つないでみるとデータ形式を合わせるだけでなんの問題もなくすんなりOK。
あとはだだ撮るだけ。これで位置データが勝手に記憶されます。
便利ですねぇ。
このデータの活用はというと、純正というかニコンの閲覧用ビューワで VIEW NX と言うソフトを使うとこれまた簡単。
位置データがある画像を選択して位置表示のアイコンをクリックするだけで、グーグルマップ上に撮影した位置を表示してくれます。
カシミール3Dとうソフトがありまして、山に行く人でGPSを使う人はほぼ知っているソフトだと思いますが、これを使っても同じ事ができます。
カシミール3Dではトラックデータといって、自分が歩いた軌跡を地図上に3D表示とかも出来るので、これも便利なのですが、地図が国土地理院のものなので少し古かったり、縮尺の自由度が無かったりと言ったことがあります。
ちなみに、電子コンパス搭載のGPSならカシミール3Dでは撮影した時の方向も表示してくれます。
それぞれ特徴がありますので用途によって使い分ければ良いと思いますが写真の位置を見るだけの場合VIEW NX で十分ですね。

たとえば、上の写真に位置データがあったとすると、VIEW NXでは下のように表示されます。
画面中央にピンがあるのが撮影位置です。
画面右に小さい画像があるのがカモの写真のサムネールです。
今は一枚しかないですが、VIEW NXのブラウザで選択したすべての画像の位置を表示してくれます。
ですので、沢山画像を選択すれば、沢山ピンが打たれるという事になります。
今回GPSのテストをするにあたって、ネットを調べましたが、こういう使い方をしている人は結構多いようで、沢山のサイトがみつかりました。
皆さんそれぞれ使い込んでいるようですね。
それにしても、これは結構使えるかもしれないですね。
(おことわり)
この画像の位置データは実際に撮影した時に記憶したのものではありません。
ブログにアップする都合で画像位置を合成したものです。
ですので、川の位置が合っていませんがそのあたりはご容赦ください。

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