養蚕農家見学ツアーでお世話になった方々

養蚕農家・久米さん。30年前に養蚕を継ぐと決めたとき「もう養蚕なんか先がないからやめときなよ」と言われた、その言葉が逆に励みになったという久米さん。人柄が笑顔を通して伝わってきます。

中学を卒業して養蚕の専門学校に通ったという養蚕農家の宮崎さん。50年以上秩父荒川地区の養蚕にかかわってきました。出荷からはねられた繭でお母様が糸をひき、布団カバーを作っていたというお話も。

埼玉県外国人観光客誘致のツアーを手がけるHISjapanから、通訳士の小林さんがご参加。養蚕農家見学に外国人が押し寄せる?かもしれません。
「True Japan」
http://truejapan.jp/

日本橋で日本の文化講座を主催している「東京きもの倶楽部」の江口さんもご参加。
歌舞伎座で配布している「瓦版」も作成されています。
新日屋
http://www.shinnichiya.com/

今回、後援していただいた埼玉県秩父地域創造センターの大澤さん。昨年の県との協働事業、入間アミーゴでの「埼玉織物サミット勉強会」や冊子「埼玉きもの散歩」を一緒に行ってくれました。大澤さんも元養蚕農家。参加のみなさんに自宅の柚子を60個プレゼントして下さいました。

ちちぶ農協養蚕指導員の宮本さん。養蚕農家1軒ずつの様子を全部把握され、生育の相談や出荷日などを調整されます。

毎回秩父ではお世話になっています、華道家で銘仙収集家の木村和恵さん。27,28日には秩父鉄道の駅やSLをお花で飾ります。

私たちが注文した埼玉県ブランド繭「いろどり」5キロを抱える、県農林総合センターの近達也さん。川越での養蚕講演会も好評でした。もの言わぬ蚕の思いを伝えてくれます。

秩父の養蚕農家の1年を毎日通って撮影された長瀞の長谷部さん。蚕の一生、出荷までをたくさんの写真で説明してくださり、とても理解が進みました。

いろどり繭での化粧品を2年かけて開発したコスメファームの潮田夫妻。人間の肌に近い成分がたくさんの繭のアミノ酸。参加者全員に試供品をいただきました。
コスメファーム
http://www.tcat.ne.jp/~cosmefarm/
県の伝統工芸士である黒澤さん。手織りで数々の反物をおつくりです。彩り繭で手織り・草木染めのきものつくりにかかわってくださいます。

横浜や都内からもご参加いただきました。盛りだくさんの一日、お付き合いいただきありがとうございました。

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