無事に25日(土)のTBSラジオ 永六輔その新世界
http://www.tbs.co.jp/radio/rokuchan/ 出演が終わりました。前日からスタッフはれんけい寺に中継車を待機させて電波の調整をしていました。
一緒に歩いてくださるレポーターの柳沢怜さん。いつもは赤い制服なのですが、せっかく夏祭りの川越を紹介するので、ぜひ浴衣で一緒にあるきましょう〜ということでフジイの浴衣を着てもらうことに。
朝7時半からフジイのきものの師匠、あすまやさんに着付けてもらいました。

不思議な棒でれんけい寺に待機している中継車からの電波を計っています。残念ながら電波が弱いということで、自分の声が遅れて聞こえてくるイヤホンとマイクで話すことに。むかしの国際電話で話しているみたい。へんな間があいてしまって上手くしゃべれません。どうなることやら〜。
9時からはじまる乙女探検隊ですが、8時半にスタジオの永六輔さんにご挨拶〜ということで時の鐘前からスタート。30年ほど前の川越祭りに永六輔さんがいらしたときの写真が見つかったことをお話しました。とても喜んでいただき、当時のお話がたくさんでました。こちらがその写真。

その後、大正浪漫夢通りの建物を見ながら、立門前へ。永六輔さんも興味をもっていただけそうな、明治時代の芝居小屋の元映画館「鶴川座」を紹介。東京から一番近い芝居小屋として復活してもらいたい。地下には回り舞台の遺構もあり、楽屋には明治時代の役者さんの落書きが残っています。映画やTVのロケとしてよく使われています。
下見をしたディレクターさんも驚いていた川越織物市場。外から見たら行き止まりに見えるのに、中庭をはさんで明治時代の長屋建築が2棟建築当初のまま残っています。5年前にマンション建設で取り壊されるところを地元のひとたちの署名運動で保存されました。昼は女性と子供たち、夜は町内の男性が寝泊りしてここから通勤して、夜間の不審火などの見張りをしました。夜中にガラスを割られ警察が出動する事件も。その後、文化財的価値が認められて川越市の指定文化財になりました。
現在は保存運動を展開した川越織物市場の会が毎月第4日曜12-3時まで川越市の協力のもと、一般公開を行っています。(2月、8月はおやすみ)
NHKのドラマで多くの観光客が押し寄せるようになった川越ですが、「ほどほどがいいよね」と仰る永さん。最後に毎月28日に開催している「川越きもの散歩」のお話をしてなんとか無事に生放送が終わりました。番組には先週「川越訪問」の告知があってから20通以上ものお葉書、FAXが届いていました。「小江戸ものがたり」(発行遅れていて申し訳ありません)の読者のかたや暖かい励ましのお葉書、ありがとうございました。

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