
宿場町の入り口を示す江戸時代の常夜灯です。中仙道沿いに80件の旅籠があったそうです。

中仙道から一本入った路地にも風情のある板塀が続きます。

レンガの煙突も深谷の町の象徴です。現役の造り酒屋「菊泉」というお酒を造っています。

和菓子店・糸屋は深谷の老舗。店内は撮影禁止でしたが外観よりもっと重厚で風格がありました。

「国の誉」という名前の繭のかたちをしたお菓子。多分明治時代からかわらない製法でしょう。

すごく型が精密な「翁」の最中。

他にもこんな素敵な建物がたくさん残っています。

ここはNPO深谷にぎわい工房が貸しホールとして管理しています。3階建てで1階がレンガの蔵。

深谷駅に鎮座する渋沢栄一像。明治5年に富岡製糸場の開場から始まり、数々の事業を展開し、日本の近代化に尽くしました。埼玉の偉人にも選ばれていますが日本の偉人ですね。渋沢の命により富岡のレンガを製造した深谷の町。

新築したレンガの駅もいいですが、明治時代のレンガの建物がせっかく今に至るまで現役で存在しているのです。ニーズのずれた道路拡幅で壊してしまうのはもったいなさすぎです。受け継ぐものがない新興の町が多いなかで歴史資産があるのは価値あること。でも地元の人がその価値を再発見することでしか残せない。私たち、よそものができることは、レンガの建物をみながら「すてき〜」と町歩きをすること。深谷シネマの移転お祝いにはまた「深谷きもの散歩」開催する予定です。ぜひご参加ください。
帰りは桶川からバスで川越まで。約40分でしたが大宮経由よりらくちんでした。
*深谷グルメは温泉にゃんこさんのブログをどうぞ。
http://moon.ap.teacup.com/nyanko/1526.html
*NPO川越きもの散歩のブログでも深谷散歩upしています。
http://blog.ap.teacup.com/kimonosanpo/23.html#comment20000
*深谷フィルムコミッション
http://fukaya-eigasai.com/fc/index.html
最新作「ヴィョンの妻」でも酒造の蔵がロケ地になっています。

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