さいたま市立博物館にて開催されている「さいたまの製糸」企画展へ。
大宮、与野は戦前は製糸の町として有名でした。「コクーン新都心」は片倉製糸の大宮工場の跡地。鉄道の要所として原料の繭の調達、広大な敷地、女工さんたち労働力と横浜への生糸の輸送に便利な場所という理由がありました。

今日のきものは大きな糸巻き模様の羽織がメイン。川越の昔着物の店、はいからやでお手ごろ価格で調達。

与野にあった渡辺製糸の生糸のラベル。社長は日赤病院の誘致のため土地を寄付、与野町長もつとめました。
大宮初代町長は片倉製糸の一族、今井五六.氷川神社の三の鳥居も奉献。県立大宮高校は片倉製糸出資の片倉学園がルーツとのこと。

大宮氷川神社の参堂脇にあるさいたま市立博物館、常設・企画展ともに入場無料でした。
展示見学後は「大宮きもの散歩」の下見に氷川神社へ。(つづく)

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