毎年恒例になりました、川越からレトロバスでいく行田の蔵めぐりツアー。NPOぎょうだ足袋蔵ネットワークさんが川越まで送迎バスを出してくれるのです。
きもの好きだけでなく、行田はまちづくり関係者の間でも注目されています。文化庁からも歴史遺産の活用再生の取り組みが高く評価されています。昨年は川越蔵の会、今年は入間市の文化遺産をいかす会の方もご一緒しました。

今年はどの蔵をまわろうかな〜。商店街の特典もたくさんあります。まずは揚げたてのゼリーフライから。

取り壊して駐車場になるはずだった足袋工場が「足袋とくらしの博物館」に再生されました。埼玉県NPO基金の100万円の補助でここまで再生するとは。退職した足袋職人さんが週末だけ勤務、布を持参すればオリジナルの足袋を2500円で作ってくれます。みなさん夏用の麻足袋などをご注文。

足袋は15工程もあり、かつてはすべて分業だったそうです。行田は主に東北、北海道への足袋を一手に手がけていました。今でも足袋の6割を生産しているそうです。

こはぜをとめる部分をつけています。

足袋底は特圧の木綿地でないと耐久性がありません。

藍染工房の奥にまたまた新しい足袋工場が公開されていました。

窓が大きくて天井も高く懐かしい空間。若手のアート系の作品が展示即売されていました。

地下足袋のメーカーに協力をしてもらっているそうです。可愛い地下足袋シューズ。

桐生の帯メーカーさんがサンプルを特別価格で。愛犬のお散歩に着流しでいかかでしょうか。すぐ売り切れてしまいました。(つづく)

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