4月2日から川越連雀町のれんけい寺並びのギャラリーくるみの木にてフィリピン最古の織物、ティナクラ織の展示会が開催されます。
主催されるのは森田奈美さん。ひとりNGOといわれ、ミンダナオ島で生活しながら現地の女性が織る伝統織物を日本に紹介されています。
外資資本のバナナ園などの搾取の構図を目の当たりにし、現地の自然を破壊しながら日本の豊かな食卓が成立つことに疑問を感じたといいます。女性の立場は苦しく、3か月かけて織りあげてもお土産ものとして買いたたかれてしまうため、この織物の後継者もいなく絶滅の危機。
きちんとできたものは適正価格で買い上げ、誇りをもって制作してもらえる環境つくりに奔走されています。

夢のお告げの内容が模様で表現されているそうです。小物もいいですが柄をいかすためには帯で使えないかと相談をうけました。
芭蕉布でできているので夏帯には最適な素材です。色もすべて草木染め、貝殻で表面をなめし磨くので光沢が出ています。

こちらはモダンな柄。黄八丈と同じ草木染料です。夏の付け帯などにいかがでしょう。
・・・・・・・以下 お知らせ文です。森田さんと同じく東南アジアで活動しているグループとの共催になります。・・・・・・・・・・・・・・・・
展示販売会『フェアトレードのかわいい小物たち』お知らせ
フェアトレードを知ってますか?
途上国と呼ばれる国々でたくさんの人たちが、貧困や搾取などによって厳しい生
活を強いられている現状を変えたい、というひとつの試みです。
そうした地域で作られた製品を、適正な価格で取引することで、人々が生活に必
要な収入を得て、自分の仕事に誇りを持って生活できる状況を作ります。
そんなフェアトレードによる小物たちを集めた展示販売会を、川越の「ギャラリー
くるみの木」にて開催します。
東南アジアの各地で、丁寧に時間をかけて作られた
美しい手仕事の数々や、かわいい小物たちが集まります。
どうぞお手に取って、それぞれの物語に思いを馳せにいらして下さい。
『フェアトレードのかわいい小物たち』
日時:2012年4月2日(月)〜19日(木) 10時〜17時(水曜定休・最終日14時ま
で)
会場:ギャラリーくるみの木
HP :
http://kurumino-ki.org/gallery.htm
住所:〒350-0066 埼玉県川越市連雀町9-1
TEL : 049-222-1126
FAX : 049-299-7581
共催: ティナラク織の会「カフティ」[
http://kafti.blog.shinobi.jp/]
Tammy's Treats [
http://tammys-treats.com/]
展示会お問い合わせ: ティナラク織の会「カフティ」 fiunum@w7.dion.ne.jp
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