
目白のきものカフェ花想容の6周年記念イベントへ。都内四谷某所にこんな洋館のスタジオがあるのです。
花想容さんは桐生のきものメーカー兼絞り染め作家の中野光太郎さんのお店です。目白の建物は近衛家の邸宅を一部利用したもの。開店当時、川越散策のご案内をフジイが依頼されてからのおつきあい。中野さんがデザインし、江戸友禅工房で作成した「モザイク帯」を愛用しています。

中庭にはカフェも。

受け付けで参加費3千円を支払います。普通の呉服展示会では考えられないシステム!そこが中野さんの流儀です。顧客が参加費を払ってでも行ってみたい、6周年をお祝いしたい!という関係ができているということ。

中野さんが紹介したいメーカーの帯やキモノの展示会でもあるのです。江戸小紋の型紙作家の岩下さん。ご自分のデザインされたきものと帯で。普通の江戸小紋に飽きた方にぴったりです。
米沢織物の粟野さん。江戸時代の上杉鷹山の殖産興業の歴史を受け継ぐ米沢は行ってみたいところ。愛の兜で有名になったNHK大河ドラマ「天地人」の直江兼続が、関ヶ原で負けて越後から米沢に国替えになったところで上杉神社にはたくさんの国宝があるのです。
もちろん紅花染めも有名です。手頃な価格で質のよい反物をたくさん織っている産地です。

中央2点の帯は米沢織で緯糸に和紙を織り込んだもの。デザインがモダンです。

キモノモダンで浴衣のデザインもされた花島ゆきさんと。川越成田山骨董市の常連さんでした。若い作家さんにきもの小物を誂える本も出版されています。
http://www.kimonomodern.com/
カフェでのランチも参加費に含まれています。
単なる展示会ではない今回のイベント、 お次は何が・・・・ つづく

2