
川越の夏祭りといえば仙波の浅間神社の初山です。7月13日、市内の和菓子やさんには「あんころ餅」が売り出されます。

16号沿いに夜店が並ぶのも夏祭りの風情をかもします。

古墳だった塚の上に神社があります。
夏を元気に過ごせるようにと1歳を迎えた赤ちゃんがお参りをし、おでこにペタンと判子をおしてもらいます。
また、夏を迎えた新婚さんは名前をいれた団扇とあんころ餅を仲人さんやお世話になった人に配ります。
昔は嫁ぎ先からこの日用の浴衣の反物が嫁に送られ、お嫁さんはその浴衣をきて初山にいき、翌日の八坂様の天王さまに実家に里帰りするという風習があったと聞きました。
こどもが小さいとき、公園仲間のお母さんたちからこの風習をきき、暮らしの中に昔ながらの風習が残っていることに感激しました。
そして翌日は「きゅうり」を交換する不思議なおまつりが行われます。

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