メインのパソコンの調子が悪くなかなか更新できずに恐縮です。
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観光ガイドの講座で川越市の観光統計を検討しました。平成22年の報告書から・・・
川越を訪れる観光客数・・・609万人
おみやげ購入額・・・一人当たり 2283円
おみやげ購入総額・・・46億円
観光関連の売り上げ・・・91億9200万円
今年横浜への直通電車が開通してから、またいっそう観光客が増加した印象がありますが、25年は観光関連の売り上げは100億円近くになるかもしれません。
おみやげ総額がH22年でも46億円もあるのですね。蔵のまちに川越以外の新しい芋菓子店や物産店が増加したのも納得できます。レトロな観光地に的を絞り出店している京都の寺子屋本舗も千円ショップやキティちゃんのお店など全部で5店舗は出店しています。
こんな情報をふまえてまたまた学生と、町へ繰り出します。最終日はひとりづつ観光ガイドをおこなってもらう体験型授業です。
今期は韓国、中国の留学生もいるのでそれぞれのお国の観光事情も発表してもらえて内容豊富。日本で面白いものをみつけて中国でFC展開をしたい人や、アジアで旅行会社を作りたいという目的意識の高い留学生が多く、日本の学生にもとてもいい刺激になります。

時の鐘となりの団子やさんにてお話を伺いました。幕末から臼やさんを開業しており、明治時代はここのおじいさんが時の鐘を突いていました。

田中さんの曾おじいさんが鐘を突くときに使っていた懐中時計。

「小江戸ものがたり」5号でも聞き書きをしましたが、田中さんのお母様は川越城本丸御殿が専売公社のたばこ工場だったときに、お城に勤めていた方で、ハイカラな女工さんでした。
翌日は大学でガイドの原稿をまとめながら、ゆかた体験の講座も開催。自分で着られるように頑張りました。

男子学生は中国と韓国から。男子もゆかた体験を楽しみにしていたのが意外でした。もちろん女子にも人気があり、みんな浴衣を着替えたり、何枚も着てはスマホで撮影大会。
アジアの民族衣装の共通点や違う点なども話題になります。「ガイド」にとって着るものもとても大切。きものやゆかたももっと活用していける可能性がありますね。

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