
昨年までは駐車場だったところに、新しい建物ができました。外観は明治時代の蔵造りにそっくりです。

横浜中華街に本店があるチャイハネグループの川越店です。京都の寺子屋グループの千円ショップが目立つ川越に、横浜資本が入ってきました。川越も観光地として認識されてきた証しでしよう。今日もすごい人出で蔵の街には車道に人があふれていました。
お店の奥にはなんと足湯がありました。休み処の少ない川越、歩き回り疲れた足を癒す場所まで至れりつくせりです。

料亭山屋さんの庭の木立が借景となり、通りの喧騒がうそのようです。

二階はお守りや数珠、パワーストーン、神社グッズが商品化されており、スクリーンには各地の神社のお祭りが上映されています。最近多いアジアからの観光客にとても人気がある様子。
成田空港のターミナルにも同じコンセプトで出店しています。
クールジャパン政策で、アニメに次ぐ日本文化の売りとなりそうな「お祈りグッズ」と各地の神社のお祭り。

すでに国内に40店舗以上あるというチャイハネ系列店。きっと海外進出もあることでしょう。
日本の伝統産業も異なる視点で見直すといろんなチャンスがあるようです。

本屋さん太陽堂のとなりにあった「富士屋」さん。自慢焼きとラーメン、小豆アイスが名物でした。引退されていまは、京都寺子屋ショップの抹茶お菓子店になっています。これで何店舗寺子屋グループが蔵の街に開店しているのだか。キティちゃんのお店も含めると10軒近いかもしれません。全国の伝統的建造物保存地区をマーケティングし、集中して出店していく手法、シャッター通りの商店街でも応用できないものでしょうか。

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