NHK大河ドラマ主人公 渋沢栄一の活躍を今に伝える県境の魅力めぐり その2
埼玉県北部地域振興センター本庄事務所のWEBで連載をはじめました。
一万円札の肖像や大河ドラマの主人公となり、一躍注目され始めた渋沢栄一翁。「日本の資本主義の父」としても「論語と算盤」の思想が今の時代にまた必要とされているのではないでしょうか。
この連載では「渋沢の養蚕人脈」に焦点をあてて、読者が訪問できる場所を紹介していきます。
また、まだ埋もれている場所がありましたらぜひお知らせください。
2回目は渋沢が進めた皇居での養蚕にも関わった境島村(伊勢崎市)の田島弥平旧宅を紹介します。
なんと、140年前に島村からイタリアへ! 蚕種の直販売にミラノまで出かけた田島弥平たち、さて、どんな行程だったのでしょう。
その2 世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」「田島弥平旧宅」(伊勢崎市)

田島弥平旧宅の桑場。このなかでビデオや解説もきくことができます。

イタリア語とフランス語で書かれた島村蚕種の商標ラベル。粗悪品との差別化のためにつくられました。渋沢栄一のアドバイスで設立された会社の定款。
田島弥平らがイタリアから持ち帰った顕微鏡。蚕の卵の病気を研究するために役立ちました。

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