ブログの更新がはかどらずすみません。現在小江戸ものがたり15号「渋沢栄一と川越」特集作成中です。NHK大河ドラマ「青天を衝け!」が12月で終了とのことで、10月下旬には発行を目指しておりますが、コロナ禍もあり取材が思うようにできない部分があり〜と
コロナを言い訳にしないように(笑)しなくてはいけませんね。
9月19日の「青天を衝け」は感動的なシーンが沢山ありました。「小江戸ものがたり15号」の取材過程で実際にお話しが出てくる明治のひとたちが勢ぞろいの回でした。
渋沢喜作、五代友厚、榎本武揚、大隈重信 など。
栄一のいとこの渋沢喜作は、飯能戦争でやっとの思いで落ち延びたのに、最後まで徳川に尽くそうと榎本艦隊で函館へ。渋沢宗助の子孫(作家渋沢龍彦の妹さん)の渋沢幸子さんは、「栄一よりも喜作の生涯の方が波乱万丈で面白いのよ〜」と川越をご案内した際に仰っていました。その時は幸子さんの仲良しの喜作の曾孫の方もご一緒でした。
イケメン俳優の町田啓太の土方歳三が、函館で死を決意し小姓に自分の写真を渡し、日野の実家に届けてくれと頼むシーンには泣きました。享年34歳。ホントは小姓ひとりではなく、2人の若者を落ち延びさせていて、その一人のご子孫に小江戸ものがたり12号で聞き書きをしました。2人とも日野や三鷹出身でした。
その人は三鷹の実家の近くまで行きましたが、当時は指名手配のようなもの。実家に顔を出さずに、当時、米市場などで栄えていた川越までたどり着き、名前も変えてひっそりと米穀市場の用心棒として暮らしたのですから。ソース煎餅が名物の川越の大玉屋のご先祖様です。
初めてお話しを伺ったときにはびっくりしました。
新選組の資料では渡辺市造、として宮古湾の戦いで亡くなったことになっていました。

町田啓太くん扮する土方歳三。

曾孫の斉藤博さんも数年前にご逝去されました。貴重なお話しを伺うことができました。

小江戸ものがたり、蔵のまちの本の店太陽堂でバックナンバーそろいます。
またはオンライン販売は
小江戸まるまる屋でどうぞ。
町田啓太扮する歳三の
画像はこちらにも

1