台風が〜と天気が心配されましたが秋晴れの一日になり秩父の秋を満喫してきました。きもの散歩のイベントで雨になったことは殆どない、晴れ女の集団です。今回は埼玉県NPO基金の事業の一環でプロのカメラマン、中山恵美さんに同行してもらったため、あまり撮影をしませんでした。素敵な写真をたくさん撮ってもらったので後日また紹介いたします。
今回も2軒の養蚕農家を見学。久米さんのところでは年5回養蚕をされていますが、8月30日から飼育を始めたお蚕さんは、桑の葉に虫がついていたようで病原菌がついてしまい繭を作れない蚕がたくさん出てしまいました。生き物や自然が相手だからこうゆうことも多々あるんですよ、と穏やかに話す久米さんでした。蚕は煙草の煙や蚊取り線香にも敏感に反応してしまうそうです。

秩父の養蚕農家で一番若手の久米さん。

養蚕歴60年の宮崎さん。(二点とも画像は6月のもの)

荒川のJA秩父そば道場「荒川亭」にて美味しいおそばをいただいて、SLイベントのある秩父鉄道三峰口へ。きものでSL乗車の人には銘仙絵葉書やストラップのお土産つきの特典がありました。銘仙収集家であり華道家の木村和恵さんが秋の草花で駅舎を飾り、貨車で銘仙の展示なども。

SLの転換台。

9月19、20日のみ「華エクスプレス」の特製プレートをつけての運行です。この日は私たち22名、熊谷からもきもの愛好家の集まり「和楽の会」の方たち、その他で50名のきもの姿の乗客がいたそうです。

貨車で銘仙を展示。

密着取材をしてみたい機関士さん。記念撮影にも応じてくださいました。汽笛の音を聞くと胸がきゅんとなるのはなぜでしょう。鉄の塊なのに人間ぽい、寡黙な男っぽさに
魅了されました。今度は走っているところをみてみたい〜とにわかSLファンに。SLの風景がぴったりの三峰口、またゆっくり行ってみたい場所になりました。

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