
中央線沿線のイメージはインド雑貨、はるばる川越から吉祥寺までここのインド更紗を見に来たのです。昔流行ったインド布より少しおしゃれ、草木染めで木版染めと手仕事にこだわっています。

異国の布での帯つくりにはまっているフジイ、何をみても帯になるかな〜と物色します。藍色の紬にぴったり。

スタンプのように布に押していく木版染めは、型紙染めのルーツと
いわれています。
茜染めのやさしい色合い。染織王国のインドは紀元前から茜染めの布がたくさん作られていました。インドの染織品は欧州でも垂涎の的。インド更紗はイギリスのリバティプリントやW.モリスにも影響を与えています。

端切れは1枚15円から。

藍色の紬のきものにあうモダンな帯ができそう。
この本には渡り更紗、100年以上前のて紡ぎ木綿に木版染めの鬼更紗が紹介されています。
さすがに手紡ぎの木綿は少なくなりましたが、インドでは今も同じ手仕事の技術で染織を続けています。
400年以上まえから、欧州向け、インドネシア向け、日本向けと、輸出国ごとにデザインをかえていたということもすごい。長崎の奉行所にインド更紗のサンプルが資料として唐桟の縞帖とともに残ってたそうです。(東インド会社の扱い品目・法政大学の田中優子先生の講演より)

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