・休日は、息子はプールがあったり友達と遊んだり、娘もバスケなどの活動が忙しくなってきており、家族行動が難しくなってきている。息子も来年は中学校。そこで、仕事もひと段落したし、3連休、思い出作りにどこかに家族旅行に行きたいなぁと色々考えてた。
・候補はさまざまあれど(USJとかディズニーランドは最初からパス!)、やはりここはひとつ日本最大観光名所
「東京」に決めた。
・東京へは何回か家族旅行したけど、子供がまだ小さく、東京タワーなんかも良くわからなかったみたい。しかし今はもうだいぶ解る年頃になったので、みんなで楽しめるはずだとおもう。
・最終日は最近ご無沙汰していた群馬高崎の
大和屋さんに挨拶に寄ることにした。
・るるぶ・東京観光版を買い込み観光ルートを決める。
・宿は脱出経路を考えて、最初、中央道沿線の三鷹や吉祥寺あたりを考えていたが、ビジネスホテルも休日だから部屋は空いてるだろうという考えが甘く、どこも満杯。
・八王子の
「八王子温泉−やすらぎの湯」にダブルが2部屋空いており、ぎりぎりセーフ。首都圏から通うのにちょっと遠いけど仕方ない。
・23日、朝4時半クルマ(ホンダ・エディクス)で高山出発。国道158号線で安房トンネルを通って北アルプス越え、松本。長野道〜中央道で八王子まで。
・このクルマはなぜか自然とスピードが出てしまう車で、高速道、始めから終わりまで140km/hで追越し車線を突っ走る。下り対向車線は相模湖あたりから首都圏からの行楽車でかなりの渋滞。
・7時半には八王子に着いてしまった。(^_^; 平均時速90km/h
・ホテルに荷物を預け、最初の目的地、上野へ。やはり先ずは西郷さんの銅像でしょう。
・歴史好きの息子のために
国立博物館へ。
・国立博物館では特別展「大徳川展」をやっており、30分待ちの行列が、、、、、
・我々は常設展を見に来ただけので、サックリと本館内へ。息子は教科書に出ていた遮光土器などに感動していた。娘は興味が無いので飽きてコゼていた(こぜる:飛騨弁で、ご機嫌斜め、いじけている様子)。
・本館地下には新しくミュージアムショップができていた。
・外に出てみると、大徳川展の行列が3倍の90分待ちに、、(@_@)
・博物館内のカフェで昼食をとり、
国立西洋美術館の「ムンク」展に行ったが、チケット売り場で並んでる途中、都立美術館で
「フィラデルフィア美術館展・印象派と20世紀の美術」のポスターが見えて、急遽予定変更、都立美術館へ。
ルノワール「ルグラン嬢の肖像」(無断転載m(_ _)m)
・う〜ん。よかった!ムンクよりこっちで正解。
・上野公園名物「パンダまん」を食して、次は浅草だ。
・上野から浅草までタクシー。
・前方にアサヒビールの本社と、う○このオブジェが。運転手さんに「今日は
酉の市だよ」と教えられる。なんというラッキー!天啓である。浅草帰りに寄ることに決めた。
・雷門にて
・雷門仲見世通りは、大混雑。嫁と娘は人形焼やら黄粉餅やらメロンパンやら買い食い放題。
・普段、観光地の高山に住んでいて、牛串焼などに行列を作る観光客の気分が今ひとつ解らなかったが、ここでわかったぞ!
・流行る店あり、全然客の寄らない店あり、いろいろ勉強になる。通りをぬけて浅草寺へ。
・お寺にお参りして、境内で煙を浴びる。全身くまなく浴びる。
・さて次はいよいよ酉の市。すこし遠いが歩いて。
・矢印どおりに進むと、、、、
・げ、なんじゃこりゃ!行列が遥か彼方まで。1分に1mくらい進む。田舎者で行列に慣れていない我々は途中で何度もめげそうになったが、熊手ゲットの一念で進む。
・なんとか入り口にたどり着く。なんでも、鳥居をくぐらないとご利益が無いとのことで、ボトルネック化している鳥居を無理やりくぐる。
・中は鮮やかな大小の熊手のオンパレード。有名人の名もちらほら。なるべくゴテついていないのを選ぼうと、最初の店に寄ったら、なんかイナセな江戸ッケの兄さんで、「名前入れてくれますか?」と頼んだら「気持ち頂戴ね」などとイナセにいわれたので気分悪くして、NEXT。
・しばらく見てたら品の良いのがあったので、5,000円のを選んで名入れを頼んだら、スレてないおとなしそうな若者が「いいですよ」と言ってくれた。なんとか目的達成。大満足。
・酉の市からの脱出も困難を極めたが、なんとか大通りに出た。が、どこの駅も遠い。んでタクシーを捕まえたら、なっ、なんと、先ほど上野から浅草までのと同じタクシーだった!!運転手さんもびっくり。地域が限定されてるとはいえ、この大都会でどのくらいの確率なのでしょうか?
・最寄の山手線鶯谷駅まで送ってもらう。運転手の高橋さん、名刺渡したけど見てくれてるかな?
・そろそろ日が暮れてきた。東京駅で降りて、八重洲口から
ブリジストン美術館へ。
・ちょうど「セザンヌ展」をやっていた。が、私はあまり感動しなかった。わざわざこの美術館に来たのは、最近ピカソが好きみたいで伝記漫画なんか読んでる息子に、ピカソの傑作「 腕を組んですわるサルタンバンク」を見せたかったから。
パブロ・ピカソ「腕を組んですわるサルタンバンク」無断転載m(_ _)m
・何度も見てるけど、感動した。息子も感じるところがあった模様。やっぱピカソは飛びぬけて良いとおもいます。
・さて、朝4時から行動してフラフラの我々は八重洲地下街で夕食をとろうと思ったが、あまり良い店が無い、なので、八王子に帰って食べることに。
・東京駅から特別快速でも一時間かかる。途中居眠り。八王子駅ビルの
「紅矢」にてニュージーランドビーフのステーキとハンバーグ。やたら安かった、けどおいしかった。
・ようやく宿にたどり着く。早速八王子温泉に浸かる。味はちょっとしょっぱい。
・隣に外人のおじさんがやってきて、「ここぬるいダメ、こっちのタブ、ベター」とか話しかけてくる。聞いてみるとハワイで牧場主をやっているお方で、リタイヤして、日本中の温泉、九州から北海道までくまなく何年もかけて回ってるとのこと。日本に何回来たかわからないと。
・高山も行ったことがあるそうで、「Very old!」とか言ってた。住所聞きたかったけど、何しろ裸なのであきらめてグッバイした。
・風呂から上がったら急に眠気が襲ってきて、明日のことも考え9時半に就寝。
・東京旅行1日目おしまい。