・、というのは明らかに暴論です。しかし自分はそう感じます。
・夏休みに入り、各大学でオープンキャンパスが始まりました。名古屋の地下鉄車内には中吊り広告も出ていました。
・なぜオープンキャンパスの時にキャンパスに行くのがダメかというと、それは「綺麗にお化粧をしたキャンパス」だからですね。今は大学全入時代というらしいから、どこの大学も「おいでおいで」と手招きしてる。そこに本物の姿を見ることができるのでしょうか?
・確かに情報は得やすいかもしれませんが、すっぴんの姿を見るにはどうもよろしくない気がします。では、どうすれば良いかというと、
「平日に学校サボって行く」。これ。
・私の場合を思い起こせば、高校3年の秋、一応は決めてあった志望校、およびその他受験しそうな大学を、父親の東京出張ついでに学校サボって見に行きました。
・勝手に実験棟とか入り込んで、研究室の中を覗くと、真空ポンプがシュポポポと動いていたり、講堂を覗いてみるとなんかの講義をしていたり、メガホンで叫んでいる自治会の人とか、普段の学校の雰囲気を目の当たりにすることができました。
・キャンパス見学の醍醐味は、なんといっても掲示板鑑賞です。横に長ーい掲示板の端から端まで、講義室変更、休講、セミナー、アルバイトのお知らせ、下宿斡旋、その他キャンパス情報が満載。なかんずく
「呼び出し喰らってるやつ」。おもしろくて見飽きません。大学の様子が良くわかります。
・あと、学食で学生さんのフリして定食を食べてみたり、生協で買い物してみたりすると、平日のキャンパスはその真の姿を見せてくれます。その大学が生き生きしているのか違うのか、学生さんがどんな顔して歩いているかを見るのも参考になるでしょう。
・今の時代とは状況が違うかも知れません、しかし私はこの平日見学によって大学の雰囲気がたいそう気に入り、はっきりと志望校を定めることができました。「大学キャンパス見学は平日に学校サボって行け。」、私のお勧めです。
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