今夜尺八の師匠も出演する三曲演奏会に行ってきた。
尺八以外は3人の女性で、琴、三味線をかわるがわるに演奏。合計5曲の演目であった。
いつもながら想うことだが、琴、三味線を演奏する女性の背筋がまっすぐで、手先のさばきが鮮やかなこと。謡のおもおもしい心地よさと無表情ながら表現豊かなその姿に美しさを見出す。
ああ、やはり女性は美しいんだと想い直せる時間帯であった。
このような機会がないかぎり、女性というものの見方が最近のご時勢のなかでは????となりかけていただけに、女性の素晴らしさを見失ってしまう恐れがある。
演奏会には結構若い世代の観客が多かった。とてもいいことだ。くだらないコンサートにいくより、日本人ならおちゃずけ、いや純邦楽をもっと聴くべきだ。

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