今日は特に予定がなかったせいか、気圧が低かったせいか、朝はぐっすり寝入って9時ごろやっと起床した。最近休みの日でも遅くとも7時には目が覚めてしまっていたので、今日は久しぶりにぐっすり寝たという実感。
尺八だけは思いっきり吹いたがあとはのんびりしていた。昼過ぎに買い物に付き合わされた。クールビズ用の服を買ってもらえるというので服屋さんに行った。ウエストが85未満だったのが嫁さんにとってはうれしかったみたいだ。
この半年で5kgほど体重をしぼった。血圧がそれでも高めで推移し、検診の結果でも血圧と脂質と肥満が相変わらず成績がわるい。問診の時には5kgくらいやせてもだめ、あと10kgやせろといわれた。とはいえ計算ではなんとかあと5kgやせるととりあえずは危険水域を脱することができそう。
家ではすっかりアルコールを飲んでいない。食事も少なく抑えている。やはりあとは運動かなと思うが、なかなか身体を動かす時間がないなと思ってしまう。
一応三味線を弾いたが津軽民謡でなく、長唄の有喜大儘(うきだいじん)という曲を弾いてみた。津軽三味線は太棹三味線で、同じ太棹を使うジャンルに長唄がある。先日新橋の古い町並みを歩いていると、長唄の稽古場と思われる神社の敷地内の建物の中から三味線の音が聞こえてきた。どこかで聞いたことがある曲だなと思うとこの曲だった。大石内蔵助が討ち入りの意思がないとごまかすための豪遊ぶりを描いた歌舞伎の場面の曲で、全部弾くと30分くらいになる。本来三味線何本かで弾くが、見事なオペラと言っていい。立派な演芸文化が日本にはあるなと思うが、大方の人は西洋の曲に目が向いていてこのような曲が次第に忘れ去られているのが非常にもったいない。できれば三味線を弾きながら唄をうなってみたいが、ゆっくり弾くのが今のところ精一杯。まあ10年も練習すれば弾けるようになるだろうか。

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