今朝は夕べ飲みすぎて二日酔いだった。でも今日は大事な日。午前中稽古をしたあと、高田馬場の老人ホームでのミニコンサートに向かった。ここでの演奏は先月開始したばかりで、今日が2回目。しかし本日は尺八カラオケでなく、筝や三味線と一緒の企画だ。美緒野会のボランティアグループの7名が一緒に慰問演奏活動に取り組んでくださった。
みなさん初体験という状況に、すべてが手探り状態の挑戦であったが、どうしてどうして、本番は実に素晴らしいできで、無事演奏をすることができた。むしろ二日酔いの私が脱水症状で乾いた唇で辛い思いをして尺八と格闘していた状況である。
曲目は「秋の言葉」や「六段の調」のほかに「荒城の月」「黒田節」「影を慕いて」などの曲にも取り組んだ。
やはり古賀メロディーはお年寄りには好まれる。他の2曲もそうだが、目を潤ませて歌を口ずさんでいるかたが何人もおられた。おどろいたことに「六段の調」でも旋律を口ずさんでいる方があった。でも今回のユニークな点は「影を慕いて」など、演奏を聴いて下さる方々はもちろん良くご存知の曲だが、演奏する側のうらわかい乙女達は聞いたことも無いということだった。(これからはカラオケでも行って勉強しましょう)
準備が大変な企画だが、その分大変喜んでもらえる取組であることが確認できた。メンバーの皆さんもこれからも頑張るとのことであり、これからまた楽しみが膨らみそうだ。
一番感心したのは、演奏途中、皆さんがとても緊張しながらも、周りの音をじっくりききながらしっかりアンサンブルしていたということ。この力はそう簡単につくることはできない。日頃の美緒野会(小野真由美先生)での稽古がしっかりつけられているからだろうと納得した。
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レパートリーを増やして、もっといろいろなところでいろいろな曲に取り組めるようにしていきたい。
皆さんご苦労さまでした。とても素晴らしかったです。
●虚無僧姿でテレビドラマに出演予定。放映予定は右の「あゝおもいでごはんのコメントでお知らせします」

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