久しぶりに世の中の事を語ろうかな・・・
最近、こんなニュースを見まして
違法釣り人
まー
タイトルが凄い!
【独自】横浜港“違法釣り人”の驚くべき実態…船賃3000円で“立ち入り禁止”防波堤へ
先ずは、
このタイトルを見て興味津々ですね(特に釣りに興味のない方々は)
つかみはOKです(笑)
そして内容も・・・・
売れない週刊誌と同じく面白可笑しく編集しているだけである。
ちょっと反論させていただくと
横浜港にある沖堤防は埋め立て工事に船の航路を明確にするための
灯台などを建てる為にできたものです。
なぜ、航路を確保するのか?
横浜港は埋め立てて造った港なので
航路が狭いので灯台が狭い範囲で必要となり人工的に防堤防を造る必要があったのです。
その埋め立て条件と引き換えに
横浜で漁師をしていた漁民が、お金を貰っても廃業する人と
沖堤防に釣り人を渡す渡船業に別れたのです。
渡船業を選んだ漁師が今も営業をしているだけなのです。
なぜ取締りされないか?
漁業権放棄の話し合いの時に
『堤防への渡船を許可しろ』
横浜市に迫った漁業者が勝ち取った権利です。
その権利を行使して今でも沖堤防に渡船しています。
なので、神奈川県警も海上保安庁も逮捕までしないのです。
経緯も歴史も調べずに報道することに疑問を感じる内容だし
言い訳かもしれないが、ライフジャケットを着けてないと
渡してもらえません。
『堤防にゴミが散乱』とか言っていたが・・・
あれ、水没する場所だから
波でゴミが載ったのでは?(海苔がびっしりだし)
観る人が見れば解るけど、釣りに興味が無い人や知らない人が見たら
『けしからん!!』
立入禁止だから逮捕しろ!!
きっとそんな見方なんだろうと思う。
それが、報道側の意図と感じてしまうやり方に思える。
堤防での釣りは沖堤じゃなくても昔からできました。
横浜ではA突堤からD突堤まで普通に入って釣りができました。
今では全ての堤防が立入禁止です。
我々の税金で造った港や漁港が立入禁止で釣りもできないって・・・おかしいでしょ
釣り人にも非がある事もわかっています。
ただ、闇雲に禁止にする事ではなく
改善策を行政と共に考えなければならない時期だと思います。
今回のテレビニュースを観て、『けしからん!』とか『取り締まれ!』と
思った方は少なからず居ると思います。
我々から言わせれば誤解ですと言いたいが・・・
普通に漁港や堤防で釣りができた時代をしっています。
自転車に釣竿を乗せて朝から晩まで
釣りを楽しんでいた人もいました。
港湾作業員の人に『今日は釣れたか?』なんて声も掛けられました。
そんな光景がなくなってきてます。
前に進む事を考えなければ確実に釣り場が無くなる事を
自覚しています。
報道される事には悪意を感じますが、
天下御免の『立入禁止』あの表示の前では言い訳できない事は事実です。
だけど、言い訳と何かをしなければならないとも
思っています。
・・・・・・なんとかしなければな〜
釣り公園に行けばイイだろ!
そんな言葉も聞きます。
でもね、釣りって文化で色々な釣り方があるのよ!
それを理解してくれとは言わないが・・・
僕たちのスタイルを少しでも
わかって欲しい・・・

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