意見広告向けに歌を選んだ。主に九条に関するものである
(4/13/05)
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誇るべき「戦争放棄」を反古にして「戦力」頼りて「紛争解決」
九条を生かしてこそが戦野に斃れし人の悲願なるべし
「戦争は絶対に駄目」と幼子の気迫に押され街に立つ母
戦争はすべて「自衛」の名のもとに 繰り返されて民は難死す
軍隊を持つのが普通の国ならば そんな国にはならなくて良し
生き残りし古老の言葉淡々と 「やるもんじゃねえ、戦争は二度と」
考えて、想像してみよ君達の 父母、友が死ぬのだ戦で
迫りくる戦争の危機にうちふるえ わが子は腕の中で泣き寝入りたり
若者よ 戦に行くのは君達だ! 見過ごしていいのか九条改憲
今一度憲法前文読んでみよ こめられている死者の願いを
国家とは民より後にできしもの 死を賭してまで守らずともよし
「諸国民の信義」にこめられしわが国の 不戦の決意を貫き通せ
兵隊に行かぬ議員が声高に 叫ぶ改憲 死ぬるのは誰?
八月があの八月がめぐりくる 戦禍を語れる翁も少なし
爆弾を落とされる側から戦争の 嘘を見抜いて 反対の決意を
戦争を知らぬ世代がどうどうと 普通の国へと軍隊欲しがる
戦争で平和は決して創り得ず 誰でもわかる自明のことなり
国民が辛酸なめた大戦の 経験知らぬ議員が改憲?
玄関に「平和の鳩」の色紙おく ピカソと共に闘いは続く
九条を捨てて得られるものは何?自衛戦争、米国支援
遠国に救援の名のもと兵を出す 戦争放棄はもう止めたのか
一度棄てし軍を再び持つ時は 民より国の悪夢の再来
ものいわぬ位牌を胸に抱く母は 父と共にて平和を訴ったう
たれよりも平和を愛した亡き父は いかんとやせん 今生きおれば
こどもらの顔が、家族が、友達が 心に浮かべば戦はできぬ
「我々の悲しみを繰り返しては駄目」 遺族の会の悲痛な叫び

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