その場に居合わせた幸せ
*コンサート中の写真については実行委員会の許可をいただいた
6.21に
”つながる歌
つながる舞
つながるいのち”
という
”戦争と女性の人権博物館建設の為のチャリティーコンサート”が大阪で開かれ、押しかけ猫の手で行ってきた。
もうなんというか、大変素晴らしく、また感動的であった。
800人はいる会場が満杯。
これほど質の高いイベントはそうあるものではなく、それを ちょんみさんの追っかけメンバーが、ボランティアで手作りでやりとげたという事が驚き。 あの公演は、プロでもそうそうできる公演ではない。
ほんの半日関わらせていただいただけだが、そのことが大変幸せだったし、つくづく行って良かったとおもっている。
いまだに感動は覚めやらない・・。
安聖民、李政美、趙寿玉
きら星のようなこの三人が、超一流のパフォーマンスをぶつけあった。
この三人を選んだ実行委員会はさすがだ・・。
パンソリ
安聖民さんのパンソリを初めて聞いた。
パンソリなるものを初めて知ったのは”西便制〜風の丘を越えて〜”という映画を見た時である。その時の衝撃はわすれられない。 その後、「春香伝」なども見たが、パンソリそのものは悲劇的な主題をあつかうものかと思い込んでいた。
ところが、ところが今回の水宮歌の面白いこと、コスの朴根鐘さんとの絶妙なかけあい、まだまだずっと聞いていたいと思った。 丁度日本の浪曲、講談のような・・・。
安聖民さんの表情豊かなこと、コスとのやりとりが絶妙、まるで十年のコンビのよう。
でも、コスの朴根鐘さんとは初対面だったそうだ。それでも二人の間に太鼓があればそれで自然とできちゃうんですね、とは打ち上げでのくんじょんさんの弁
*すっかりパンソリにききほれて、字幕を追うのに精一杯で写真が無い・・
つながる舞
趙寿玉さんの舞は神宮寺の渡来人祭りの時にはじめて見て感動した。 あの時は蝶がとまった。
今回も素晴らしかった。 とくに最後の小さい太鼓を叩きながらの小鼓舞は実に優雅で、どこで叩いて音を出しているんだろうと思うほど。 あの足さばきの優雅なこと、ファンが一持間も前から並び争って前の席をとりたがったのは、あの踊りの隅々まで見たいからだった。
私達の代で、もうこんなことは終わりにして欲しいと挨拶するハルモニ達
私達が何回も日本に来ている理由はもうおわかりですね
平和で穏やかな世界をつくるためです。
次の子供達にこのような問題を残してしまってはいけないと思います。
みなさんも協力をお願いします。
最後は 李政美(い・ぢょんみ)さん
つながる歌
い・ぢょんみソンセンニムとハルモ二達が繰り返し感謝していたが、そもそも彼女が歌を再開していなかったら、このイベントも、昨年のナヌムの家の支援コンサートも、なかったのだ。
2005年からきいているが、年を追うごとに、ますます円熟して、ますますピュアになって、ますます心打つ歌になっていると感じる。 この魅力、どこからくるんだろうか・・。
故郷の春
京成線
あなたの墓の前で
ひでり
Rose
オギヤディア
壇上に上がったハルモニ達も一緒に”オギヤディヤ”を演じ、うたう。いやほんとに楽しそうだった
オギヤディアが終わってフィナーレへと思った瞬間、急にキル・ウォノク(吉元玉)ハルモニがマイクを握り民謡を歌った。続いて、イ・ヨンス(李容洙)ハルモニはチンド・アリランを歌い、あっというまに場内が一体となって合唱、そこここで踊りだす。
フィナーレででるはずのペンノレはどこかへ飛んで行って、そのままミリャン・アリランへ
当日のプログラム
博物館をつくろう
打ち上げは 皆が ”弾けた”。 延々と閉店時間を1時間過ぎてもつづいた。 アリラン大合唱である。
矢野さん、舞台監督で大活躍、最後の出番が、ハルモ二達にくわれた?
このコンビ抜群
優雅でした
やっとおわった・・
ハルモニたちは次の日から集会の予定がぎっしり。
言いだしっぺ達、
とくに会場でのチャンジャさんの挨拶は素晴らしかった。
彼女の挨拶にかかわった人たちの思い、演じた3人の思いが凝縮されている。
「・・・・
はじめて慰安婦のハルモ二にお会いしたのは2003年8月でした。
その時に流した自分の涙を決して自浄作用にはしたくない。自分は何が出来るんだろうか、絶対に考えようと思いながら時がたってしまいました。
自分がなにもしないということは、この問題を闇に葬ろうとしている人となんらかわりはないんだ、そう思いました。 そして、おおくの仲間と一緒にこのコンサートをしようと思いました。
ハルモ二たちの思いにつながりたいと思ってこのコンサートを企画しました。
ハルモ二達からいのちのつながる在日の女性アーティスト、安聖民さん、趙寿玉さん、李政美さんの表現をとおして歴史に刻まれた痛ましい傷跡に美しい花を、希望の花を咲かせたらと思います。
種は皆さんがお持ち帰りください。そして周りにまいてください。」
当日の収益はすべて”戦争と女性の人権博物館建設”に寄付される。
会計報告は後日
http://leejeongmi.com/tsunagaru.htm
でおこなわれる。
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ご参考
当時来られた方のブログから
http://d.hatena.ne.jp/F1977/20080622
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皆でパンフづくり、 カウンターに並べる。 1000部。
会場にはハルモ二達の絵が
上方落語からパンソリへ
博物館
気の早いファンは開場の1時間前からならんでいる。
ロビーは 人であふれかえる。
物販する、追っかけ仲間たち
サイン会、ながい〜行列となった。
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全国からはせ参じたディープなちょんみおっかけは気がついただけでも30人以上・・・、すごい。
金沢から
yamaさんカップル、さよこさん
ゆきさん、ハンヌリメンバー
名古屋から
ひろしさんカップル
信州から
misaさん、アニイ
東京から
kunieさん、toyoさん、花ちゃんママ/パパ、miyaさん、ひで爺さん、KY生
大阪
はんすんさん、チャンジャさん、にっしゃん、ヨルチャさん、あゆむさん、ウナイさん、暴君Dさん一家、ヒデさん、すすなさん、チョンジャさん、水島さん・・・
勿論、龍さま も。
さらに賛同人には秋田のKANさん、東京のsayokoさん、加藤さんも・・。
卓球友達の北神戸のLさんも・・。多分ハンドル名しか知らなくて気がついていない人も沢山いるにちがいない・・。
ほんとにつながってる・・。

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