イスラエルはガザの虐殺を止めよ!
Stop the Killing in Gaza!
10日ぶりで命の洗濯から東京へ戻ってみれば、イスラエルの暴虐はエスカレートするばかり。東京で行われた抗議行動にはいずれも間に合わず、残念無念・・・。
というわけで、けじめとして、
今日は 麹町のイスラエル大使館へ、帰宅途中に寄って、Standing。
うす暗い道ではあるものの、それなりに人は通る。 ただ誰もいなかった。
警備の警官が3人。
向かい側に静かに立つ。
気がついた警官は連絡をとって一人、二人と数が増えた。
中でも年配の警官が声をかけてくる。
「毎日来てる人?」 ==> そういう人もいるんだ、素晴らしい。
「いいや、今日が初めて」
「呼びかけがあったの?」
「いや、一人。」
「どれくらいやるの?」
「まあ、30分位かな」
「どこかの団体にはいっているの?」
「いいや個人。個人としての意思表示をしにきた。」
「ここの近くに勤めているの?」
「いいや、帰りに寄った。」
「あしたもくるの?」
「仕事があるからわからない。」
聞かれてばかりでちと閉口したので、こちらから問いかけた。
「どうおもいます?」
「・・・・・」
「白燐弾というのをガザの密集地に落としているんですよ。
兵隊同士の戦いじゃない。民間人の上に落としてる。
節度を越えている。東京大空襲と同じだ。 民間人を巻き込んではいけないことははっきりしてるのに」
「そう報道されてますね・・」
「白燐と言うのは黄燐の事です。
昔、黄燐のマッチがあったのを知っていますか?
皮膚につくと大やけどをするので、黄燐のマッチは使えなくなった。
それでマッチは赤燐を使うようになったんです。」
「・・・・」
「もうガザの死者は1000人になろうとしている。
一方、イスラエルの死者は10人そこそこ。あきらかにやりすぎだ。
節度が無さ過ぎる。だまっているわけにはいかない。
だからここにきている。
徒党を組んでうんぬんというつもりは無い。
私の意志を表示しにきている。それなりの時間がたったら帰るよ」
以後は、遠巻きにして見ているばかりだった。
これで、”報告書”は 書けるでしょ、お巡りさん。
通り過ぎている人は多くは無いが、うなづいて通り過ぎていく人が結構いた。
思いは同じなんだろう。
行動するのには後一歩なんですがね、その一歩がなかなか大変なんだよね。よくわかる。

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