『現代思想 2009年7月臨時増刊号』
総特集=加藤周一
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%B2%C3%C6%A3%BC%FE%B0%EC
きのう高円寺でこの本をみつけた。
すぐさま購入、今朝の通勤から読み出した。
楽しみ・・・
やまさんも東京大空襲とのからみを書いている。
そう、3月10日のあのとき加藤さんは東大の医局で負傷者救護のまっただなかにいたのだ。
この体験と召集された友人の死が後年の反戦平和の思想の核となっているようだ。
19日になんとしてでもやまさんにあって話を聞けばよかったなあ・・。
【テクスト】
私のヴァレリー / 加藤周一
日本 / 加藤周一
【思想的対話】
ある挑戦 魯迅研究の方法について / 竹内好
竹内好の批評装置 / 加藤周一
加藤周一著 『政治と文学』 / 竹内好
竹内好再考 / 加藤周一
【エッセイ】
加藤周一先生と親子三代 / 野村万作
加藤周一君よ / 垣花秀武
【討議】
加藤周一を読むために / 小森陽一+成田龍一
【ヨーロッパ精神】
私の中の加藤周一 / 海老坂武
加藤周一と日仏会館 「私のヴァレリー」 に寄せて / 三浦信孝
【歴史の中で】
林達夫と加藤周一 「読む人」 と 「書く人」 / 鷲巣力
ムシュー・カトーからの手紙 / 桜井均
東京大空襲のなかの加藤周一 「小さな空間」 の歴史のために / 山本唯人
【加藤周一を読む】
加藤周一の 「日本」 『日本文学史序説』 まで / 成田龍一
加藤周一、三題 「軍国主義を呪い、詩を愛した日本の青年の知的客気」 に学ぶこと / 鈴木貞美
挑戦者と普遍主義 加藤周一の竹内好評について / 佐藤泉
ディストピアの潜勢力 来るべき “朝日=岩波=NHK” 的知性のために / 廣瀬純
孤独の精神/開かれた言葉 加藤周一の日本文化論における歴史の導入をめぐって / 花森重行
主要著作年譜 / 編=矢野昌邦
++++
関連
、九条の会講演会
http://green.ap.teacup.com/kysei3/175.html

1