新大久保の練習会の人たちが一緒に吹いているのを聞かれた方々は、その音程の確かさに驚かれます。多分、私たちが一番自慢してよいところかもしれません。
これには「わけ」があるのです。私たちは、必ず「ピアノに合わせて」練習しております。いつも基準になる音を聞きながら、それからずれないように気をつけながら吹いております。鍵盤もフレットもない楽器である草笛で正しい音程をだすのは、それ以外方法がないと思います。
私達がそれをできるのも、飯田さんがおられるからです。飯田さんは、もともと草笛を習いたくてこの会に参加されました。でも、ピアノを弾かれることが分かると、ピアノの伴奏(ここでは練習のリードということですが)ばかり頼りにされて、草笛を練習することができなくなりました。それでも快く、ピアノの伴奏をして下さいます。いくら感謝してもしきれるところではありません。
飯田さんは、また、森下での草笛のリーダーとしてもご活躍です。ピアノを通じて音楽関係のネットワークをお持ちで、それを、草笛のためにフルに活用して下さいます。草笛の環を広げていただく大きな力を提供してもらっております。

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