ユーカリが丘の発表会で演奏された方は、皆様が個性あふれる方々で、楽しませていただきました。しっとりとした司会進行や、あでやかなチャイナドレスでの演奏(マジックをなさる男性!)などなど、お客様は退屈することがありませんでした。
中でも、「たまご」さんは出色で、楽しいだけでなく、草笛を続ける「力」をいただきました。
「たまご」さんと呼ばれる由来は、小さいから、という自己紹介がありました。小柄ではいらっしゃいましたが、お声は大きく、お気持ちも大きい素敵なご婦人でした。お話によれば、なかなか音が出なかったのだそうですが、「あきらめなければ音は出ますヨ」という加藤さんの一言で、音が出るまで続けられたとのことでした。
子供のうちに無意識で覚える場合は別として、音を出すまでが、一つのハードルですから、皆様それぞれにご苦労なさるようです。「あきらめない」ことがキーワードと教えていただきました。
さらに、たまごさんには、お孫さんもおいでで、一緒に草笛を始められました。「拍手がもらえると嬉しい」と言って、発表会で演奏してくれました。人前でやる時はアガッテしまう大人と比べると、なんという違いでしょう。将来が楽しみです。

0