新大久保の練習会には、いろいろ楽しい人たちが集まります。新大久保からの合宿参加者の中に矢島さんがおいででした。矢島さんは、草笛でなく、口笛での参加です。しかも、道具(?)を使っての口笛です。
道具と言っても、ハバ5ミリ、長さ3センチ程度のプラスチックを、富士山型にカーブさせた小さなもので、矢島さんの考案によるものです。これを口にふくみ、音を出します。通常の口笛より、かなり柔らかな、優しい音になります。音量は小さくなりますが、独特の音色で、口笛とは一味違った哀切な響きです。
この小道具は、「ふえなんです」と名づけなれております。
矢島さんは、同じ原理で、直径2センチほどのリングを口にふくみ、音を出してみせました。こちらは、かなり難しそうです。しかし、ステージでのパフォーマンスとしては、こちらの方が、有望かもしれません。
矢島さん以外に、これをできる人がおりません。音量のせいでしょうか、積極的に練習を始めた人もおりません。切なく心に迫る音色なのに、残念です。(私も、なかなか始める勇気が出て来ずにおります・・・)
もっとマイクをうまく使うようにすれば、多くの人にアピールするのかもしれません。

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