8日、連休の中日に、立川の昭和記念公園にて、関東草笛の会の集まりの機会に、「日韓草笛交流」が行われました。たくさんの船が難破した嵐の余波の感じの風が吹きぬける中での演奏会で、演奏者は、風にてこずりました。
先方は、韓国の草笛No.2のKim先生(音楽学校の指揮者)をゲストに加え、ソゾングゴンさんをリーダーとする、伝統楽器のアンサンブルで、世話役、通訳を合わせて、総勢13名の大(!)グループでした。アンサンブルのメンバーは、それぞれ所属する管弦楽団で活躍中の若手のプロフェッショナルです。
関東草笛の会の発表会の午後の部の初めに「日韓交流」となりました。
Kim先生は、白樫の葉を使い、強い風をものともせず、天空を翔るような音色で、即興を含めた韓国の伝統的メロディーを演奏されました。伝統楽器のアンサンブルは、韓国のメロディー数曲を演奏しました。このときは、聴衆が200名ぐらいに増えました。皆、韓国伝統の草笛とメロディーに魅了されました。

撮影 Leafman
私は、ソウルの時に引き続き、このアンサンブルと、「チャングムの誓い」のテーマ曲「フェブガ」を合奏することが出来ました。とても幸せでした。(ちなみに、韓国名は曲の掛け声から付けられた「オナラ」でした。フェブガは、CDを作ったNHKが総合判断で名づけたのかもしれません。「人を想う歌」の意味とのこと。)
その後が大変でした。彼らは、翌日(今日です!)大阪で演奏会があり、直ぐに新幹線に乗らなければなりません。ただ乗るだけなら何でもないのですが、琴や太鼓を含む楽器を一緒に運ばなければなりません。その量が、「想定外」でした。というよりも、日本側は、彼らの責任で移動する、との整理でしたので、なんの応援体勢も考えておりませんでした。
立川駅までは、参加者が何人も応援してくれたのですが、東京駅まで手伝って見送ったのは、Iiさん、Imさん、それに私の3人でした。3人とも、東京駅まで送るとは全く考えてなかったのですが・・・
途中でキャリーが壊れ、急遽、八重洲口(駅内)の「無印良品」で3台買いました。なんだかんだしながら、新幹線の中に荷物を押し込み、みんなを見送ったときには、ドッと疲れが出て、思わず3人で顔を見合わせ笑い出してしまいました。

撮影 Leafman

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