4日(日)の午後、白鷹町中央公民館のホールでの演奏会となりました。前回(昨年6月)と同じHさんにピアノ伴奏をお願いできました。
草笛の演奏が聴衆に伝わるかどうか、多くは伴奏に依存する、というのが Leafmanの持論です。草笛単独でも立派な演奏となることはもちろんありますが、それにピアノなりの伴奏が添えられることにより、伝わるものが何倍にもなる感じがいたします。
歌だけの歌唱、ヴァイオリンだけのヴァイオリン演奏、などを思い浮かべていただければ、単独での演奏が如何に難しいものか、ご理解いただけると存じます。
Hさんとの合奏が初めての曲もあり、草笛のパートが打ち合わせと違った吹き方をしたりした(間違えた!)ところがあったのですが、カバーしていただきました。これも、生の伴奏をいただける場合の大きなメリットです。
主催は町の「芸術文化協会」で、秋の「芸術文化祭」の一環でした。絵画、コーラス、謡いなど盛りだくさんの行事でした。協会役員のTさんが草笛を強く推してくださって、今度のコンサートが実現したとのお話でした。Tさんは、詩人でもあり、今回詩集をいただくことができました。
演奏のあと、中学で音楽を習ったS先生とゆっくりお話をさせていただきました。草笛には、他にはない独特の悲しみがあり、それが心に響く、とおっしゃっていただき、とても幸せでした。
S先生は80歳を過ぎているはずですが、ずっと若い感じで、今もママさんコーラスの指導をしておられます。NHKTVの百歳万歳で、ソプラノ歌手が103歳で歌の先生をしている姿を思い出し、「103歳まで続けてください」とお願いをしてお別れしました。

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