巡行というには数が少ないのですが、2日は酒田、4日は白鷹、と山形県での草笛配達の機会に恵まれました。

新潟から鶴岡までの旅の道連れ。スヤスヤ、ニコニコの兄妹です。「一葉無限」を検索していただくことをお願いしてお別れしました。
酒田は、フランスレストラン「マロン・ド・ボワ」でのディナー・コンサートでした。部屋の真ん中にケヤキの大木があり、その枝の下で食事をする、というのがオウナーシェフKさんのコンセプトで、草笛の会場に選ばれた理由でもありました。

主催のWさんは、3月14日のNHKラジオでのインタビューを聞いて下さり、お友達にも聞かせたい、ということでLeafmanにお声をかけた下さいました。改めて電波の力に感謝です。
例によって、おいしそうなディナーを横目で見ながら、パンとスープ程度で体調を整え、演奏に入りました。専門の音響の方がスピーカーなどをセットして下さいました。当方は、ラジカセ程度を想定しており、不明を恥じ入らされました。また、自家製CDの不調があったりで、満点の演奏とは行かなかったのですが、カッチーニのアヴェマリアなどを演奏し、草笛の魅力はお伝えできたものと、自分を納得させた次第です。
カラスミのパン。忘れられない味でした。
酒田には、大学時代の友人N君がおり、10日ほど前にコンサートのことを案内したのですが、遅すぎ、席を取れませんでした。既に満席になっておりました。お店に無理をお願いして、デザート・コーヒーのところだけ(草笛演奏のところだけ)、N君ご夫妻を入らせてもらいました。
翌朝、N君の案内で、毎年酒田で開かれる辻村寿三郎の人形展を見ることができました。実物の迫力に圧倒されながら、南総里見八犬伝などのたくさんの人形を見ておりましたら、カッチーニのアヴェマリアが流れてきました。ヨーロッパの美女の人形の展示のところのBGMだったのです。予想もしなかったことで、しばし人形のことは忘れて聞き入ってしまいました。
カッチーニのアヴェマリアが似合う絹の人形です!

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