今日は音の出し方です。
ピーでもプーでも、音が出れば、草笛の第1歩を踏み出したことになります。多くの方が、この第1歩を踏み出せない、音がでない、のです。
音を出すにほ、草の上の端が震えなければなりません。上の端2〜3ミリのところが、震えやすいように、葉の持ち方、唇への当て方、息の強さ、方向などなど、いろいろ試してみるうちに、突然鳴り出します。1度鳴ったら、それを忘れないうちに何度もためしてみます。だんだん音を出す「コツ」が分かって参ります。
最初は、葉の薄く柔らかいものが適当です。柔らかい葉は、直ぐに音が出なくなりますので、出なくなったら直ぐに取り替えます。
最初は短い音きり出ませんが、やっているうち、ピーーと長く鳴らせるようになります。この音をできるだけ、長く出せるように、練習します。ロングトーンと言えば格好が良いでしょうか? 私は、今でも、このロングトーンの練習から始めます。
次は、音階の作りかたです。(続く)

2