Virginie Ledoyen et le cinéma français

リヴェット監督が昨日亡くなったそうです。これでヌーベルヴァークはますます遠くなりにけりですねえ・・・ほとんで見ていますね・・・みなさんもそうでしょ？
「美しき諍い女」好きでした。僕が一番好きな作品は、2001年の『恋ごころ』 Va savoir　ですかね・・・ＢＲで買いたいです！

短編の王手飛車取り Le coup du berger （1956年）は、何度も見てます。大好きです！！---合掌。

パリはわれらのもの Paris nous appartient （1960年）
修道女 Suzanne Simonin, la Religieuse de Diderot （1966年）
狂気の愛 L'amour fou （1969年）
アウト・ワン Out 1 : Noli me tangere （1971年）
アウト・ワン スペクトル Out 1 : Spectre （1974年）
セリーヌとジュリーは舟でゆく Céline et Julie vont en bateau （1974年）
デュエル Duelle, une quarantaine （1976年）
ノロワ Noroît （1976年）
メリー・ゴー・ラウンド Merry-Go-Round （1981年）
北の橋 Le Pont du Nord （1981年）
地に堕ちた愛 L'amour par terre （1984年）
嵐が丘 Hurlevent （1985年）
彼女たちの舞台 La bande des quatre （1989年）
美しき諍い女 La belle noiseuse （1991年）
美しき諍い女/ディヴェルティメント Divertimento （1992年）
ジャンヌ・ダルク 愛と自由の天使 Jeanne la Pucelle I - Les batailles （1994年）
ジャンヌ・ダルク 薔薇の十字架 Jeanne la Pucelle II - Les prisons （1994年）
パリでかくれんぼ Haut bas fragile （1995年）
シークレット・ディフェンス Secret défense （1998年）
恋ごころ Va savoir （2001年）
Mの物語 Histoire de Marie et Julien （2003年）
ランジェ公爵夫人 Ne touchez pas la hache （2007年）
ジェーン・バーキンのサーカス・ストーリー 36 vues du Pic Saint-Loup （2009年） 別題 『小さな山のまわりで』

■題名：Les Filles au Moyen Âge/中世の女の子たち
■監督：ユベール・フィール
■キャスト: シャン・アグラ、レアナ・デュセ、マロン・レヴァナ、ミシェル・ロンダール
■HP：http://www.potemkine.fr/Potemkine-film/Les-filles-au-moyen-age/pa61m4f261.html
■IMDb：http://www.imdb.com/title/tt3900530/
■粗筋：老年の学者のお話を子守歌代わりにして、現代っ子たちが中世へとトランスポーテションする。男の子たちは王様や僧侶、また騎士になる。女の子たちは征服者、学者やヒロインに。良く知らないこの中世で、女の子たちは抵抗して、どんどん解放して行くのだ。
■私見：日本でも多くの翻訳書が出ているレジーヌ・ペルヌー著：『中世を生きぬく女たち』（白水社）を脚色した上映時間88分という作品。16mmでモノクロ/カラー撮影したということで、これはミシェル・ロンダール以外キャストには子役たちしかいないのだが、なかなか面白そうな企画ですね！これまた劇場公開は難しそうですが、映画祭などの特別な枠内で上映の機会があれば、個人的にはぜひ見たい一本です。フランス公開2016年1月27日。
□関連サイト http://www.yo-video.net/fr/film/56739e6efd55fa853eeea190/
□fansite https://www.facebook.com/hubert.viel
□日本配給度：8％
○余談　中世の男の子たちでは、確かにそれほど面白そうには思えないなあ・・・

下記でお伝えしたように、サンドリーヌ・キベルランの新作 Quand on a 17 ans はアンドレ・テシネ監督作品でもあります。もちろん日本でも公開された作品はあるのですが、エマニュエル・ベアールと撮った『かげろう』（2003年）以降の作品はまったく日本では公開されていません。この最新作「17歳の時」も、日本公開のチャンスは相当希薄だと思われますが、どんな話なのかシノプシスを訳しておきます。ちなみにこの映画の脚本はテシネ監督と『水の中のつぼみ』を撮ったセリーヌ・シアマとの共同執筆。

17歳の高校生であるダミアンは、南西の兵舎に住んでいる、父親は軍人、母親は医師だ。彼は同性愛者で、同じコレージュにいるハーフの若い少年トムにイジメられている。彼は養子の身で12歳だ。トムを養子にした母親が病気になり、ダミアンの母は療養中の間、トムを自宅に受け入れることにする。２人の少年たちの暴力的な関係は、強いられた同居のせいで、変化をとげるのだろうか？